全日本遊技事業協同組合連合会
（以下、全日遊連）調べによると、
2022年4月末時点の
日本全国の、パチンコ、パチスロ店は、
7,279店舗とのこと。
近年は、中小の店舗が厳しく、
大手チェーン店が、
強さを発揮する傾向にあります。
日本全国のパチンコ、パチスロ店の中で
最も売り上げが高いのはどこなのか？
詳しく、解説します。
トップ3は揺るぎない？
ここ10年以上、
パチンコ、パチスロ店の売り上げは、
3つの会社で競い合っている状態です。
※ガイアは2023年10月30日付けで、
民事再生手続きの申し立てを行ないました
この記事は、これ以前に書いたものです
それが、マルハン、ダイナム、ガイアで、
その中で、断トツ1位なのがマルハンです。
マルハンは、
全国に300店舗以上を構え、
その売り上げは、
パチンコ、パチスロ業界で唯一、
1兆円を突破しています。
ダイナムは、業界第2位で、
環境に優しい店作りに力を入れています。
店舗数ではマルハンを圧倒し、
400店舗以上を誇り、
営業利益も好調をキープしています。
3位ガイアは、
21世紀に入って急成長を遂げた
パチンコ、パチスロ店です。
※ガイアは2023年10月30日付けで、
民事再生手続きの申し立てを行ないました
この記事は、これ以前に書いたものです
経営規模では上位2社に及びませんが、
そこに迫る勢いを見せていました。
関西から殴り込みをかけるキコーナ
全体の店舗数だけをみると、
全体的に、減少傾向にあるのが
最近のパチンコ、パチスロ業界です。
その中で、店舗数を、
増やしているのがキコーナです。
関西圏を中心にしていたキコーナですが
1998年に関東に進出しています。
一気に増えたのは、2015年以降で、
経営破たんした店舗の譲渡などで
一気に店舗数を増加。
関東から、全国へ、
規模を拡大させてきた企業が多い中、
キコーナは、その逆を行っています。
ダイナム、ガイア、マルハンと比べて
YouTubeのパチスロ実践動画で登場する
機会が多いのもキコーナの特徴です。
パチンコ、パチスロ業界は、
中小企業ほど、辛い展開を迎えています。
その中で、再建に向けた
手伝いをしていく過程で、
キコーナブランドを増やしていく
というのが狙いになっているそうです。
コスパがいいのは、やすだ
様々な売り上げの指標がありますが、
パチンコ、パチスロ1台あたりの、
売り上げで見ていくと、
やすだがトップです。
やすだは、関東を中心に出店しており、
店舗数だけでいえば、20数店舗です。
しかし、その売り上げは高く、
首都圏で確実に伸ばしており、
トップ10前後にいます。
大型店もあれば、
街の規模に合わせた店舗もあるなど、
それぞれに特色があります。
働く人にとっても
優しいのが特徴であり、
福利厚生が手厚いことでも有名です。
お客さんを大事にするのは
もちろんのこと、
社員も大事にすることで
サービスの質を高める。
パチンコ、パチスロ業界で、
やや軽視されがちな部分を
手厚く行うからこそ、
少ない店舗数ながら
売り上げが上がっていると言えます。
優良店と呼ばれる店舗は、
何かしらの数値で、
他のパチンコ、パチスロ店とは
違うものを見せています。
店舗数を伸ばす、
1台当たりの売り上げを伸ばす
というのは、
そう簡単にできるものではありません。
こうした有名店舗を中心に、
店選びをするのも良いですね。
