パチスロ用語に、
DDT、KKKといったものがありますが、
馴染みのない方も多いはずです。
プロレスの技ですか?
という方も、居るかもしれませんが、
この言葉は、パチスロにおいて、
極めて重要な事なので、
ぜひ、知っておいてください。
詳しく、解説します。
小役を取りこぼさないために
パチスロ台には、それぞれ設定があり、
機械割というものが定められています。
この機械割とは、小役や、ボーナスを、
全て獲得した場合の出玉率であり、
小役を取りこぼせば、
本来の機械割より低くなります。
機械割については、下記の記事もご覧ください
ですので、小役を取りこぼさないことが
非常に、重要と言えます。
小役を取りこぼさないメリットは、
リーチ目を覚えることにも繋がるので、
いち早く、ボーナスを察知できます。
パチスロが登場してしばらくは、
一般のスロッターが、
小役を取りこぼさないようにするのは、
難しい事だったのですが、
そこで登場したのが、
小役回収打法の、DDT、KKK、
と、言われるものです。
パチスロ攻略雑誌で掲載された事で、
一般人にも、小役回収打法が浸透し、
今では、常識となっています。
名前は違えど、やることは同じ
実は、小役回収打法の事であり、
やるべきことは、大して変わりません。
DDT打法は、
パチスロ必勝ガイドという攻略本で、
用いられている言葉です。
昔、使われていた、
DDTという殺虫剤が由来で、
小役を、虫に例えて、
根こそぎ奪うやり方として、
DDT打法と、名付けられました。
KKK打法は、
小役、キッチリ、カッチリ、という意味で、
いわば、ダジャレです。笑
こちらは、パチスロ攻略マガジンという
攻略本で用いられている言葉です。
※パチスロ攻略マガジンは、2020年3月6日発売号をもって『パチスロ攻略マガジン』としての刊行を終了。(『パチスロ攻略マガジンドラゴン』は2020年2月21日発売号をもって休刊)。2020年4月20日に、『パチンコ攻略マガジン』と統合した月刊誌『月刊パチマガスロマガ』として再出発した。
いずれも、小役回収打法であり、
独自のやり方があるわけではありません。
2つの名前が、共存しているのは、
それぞれの雑誌の読者が、使っているため。
そのため、小役回収打法という、
オーソドックスな名前が、
意外と浸透していないという事もあります。
対極にある、おやじ打ち、フリー打ち
リールの特定の図柄を狙って、
ボタンを押していくというやり方です。
一方、これと、対極にある打ち方が、
おやじ打ち、フリー打ち、
と、呼ばれるものです。
当時、年齢層の高いスロッターは、
目押しをして、小役をきっちり狙っていく
という事に、無頓着でした。
機械割などは気にせず、
適当に、ボタンを押していく
そんな、おじさんが多かったために、
おやじ打ちという言葉が登場しました。
しかし、おやじと称される
年齢層のスロッターが増えたことで、
実態に合わないと感じるケースが、
増えてきたのです。
それ以降、登場した言葉が、
フリー打ちです。
中身に関しては、
おやじ打ちと変わりませんが、
現在は、フリー打ちという言葉が、
主に用いられることが多いです。
おやじ打ちという言葉を知る世代と、
そうでない世代に分かれており、
どちらの言い方も用いられています。
おやじ打ち(フリー打ち)に関しては、
技術介入を必要としない機種で使えば
何の問題もありません。
ここ最近、現在技術介入度の高い
パチスロ台が、また増えていますが、
昔と比べて、獲得できるメダルに、
そこまでの差はありません。
打ち方の名前にも、歴史はありますが、
今後、どのように変化するのか、楽しみです。