パチンコ、パチスロを実践していると、
『島』という言葉が出てきます。
どういう意味で、
何を指している言葉なのか?
詳しく、解説します。
台がズラッと並んでいる状態
パチンコ、パチスロ用語の島とは、
台がズラッと並んでいる列を指しています。
横に並んでいる状態なのに島?
そんな疑問を持った人も多いはずですが、
島という用語は、パチスロが登場する前、
パチンコだけの時代からあるものです。
今のような、自動補給の仕組みが
無かった時代のパチンコ台は、
スタッフが、その都度、玉の補給をしていました。
このため、六角形になるように
パチンコ台を設置し、
その中に人が入る状態にしていたのです。
こうしたレイアウトを六角島と呼び、
その見た目が、島のように見えたのです。
後に、パチンコ台が改良されていき、
パチスロが登場する頃には、
中に人が入る必要もなくなったので、
最初から、横一列の形で、
台が、設置されるようになったのです。
その成り立ちを見ると、
言い得て妙という言葉が似合います。
島にも様々な呼び方がある
島と言っても、色々な呼び方があることを
ご存知でしょうか?
例えば両島、これは島の両側に、
パチスロ台があるケースです。
島の片側のみ、例えば壁側に、
設置されているものは壁島と言います。
1台だけで形成されている島を単体島、
カーブしながら設置されているものを
R島と呼んだりします。
以前の、玉の補給を必要とした時代に、
誰も寄り付かない島を無人島と呼んだとか。笑
島の呼び方だけを見ても、
非常にユニークで、
ユーモアな名づけが
されていることが分かります。
島は、より進化を遂げる
単に、パチンコ、パチスロ台を、
横に並べて設置するだけ
という時代は、昔のことです。
現在は、経営に余裕がある店舗ほど、
メダルの自動補給が行われています。
店によっては、
台の中にあるメダルがなくなる度に、
補給をしてもらう店舗もあるはずです。
しかし、その度に、店員を待ち、
立ち上がって、その様子を、
見守ることになります。
まして、ARTなどで、
かなりのゲーム数が乗り、
閉店時間が押し迫るとなればイライラします。
そのため、島全体を、
メダルの自動補給が出来るようにする事で、
時間短縮や、労力軽減に、つなげられます。
店員さんの手間も省け、
メダルの洗浄なども自動で行えるので、
とても便利です。
島が曲線を描いている場合も、
滞りなく、補給できるよう、
ベルトコンベアーの対策も万全。
島は、進化を遂げており、
経営資本がある店舗ほど、
自動補給装置を導入しています。
島のカドが狙い目?
パチスロ店では、島の一番端、
角の部分が設定が入りやすいとされています。
理由は、色々ありますが、
見えやすい位置の台が出ていると、
設定が入っているように思わせられるなど。
パチスロ動画などでは、
演者さんが、積極的に、
角を抑えようとしていますよね。
この他にも、
撮影しやすい位置で打ちたい
という思惑もあります。
島の中の、どの台を打つか、
島全体で設定を入れているかなど、
色々な考えが飛び交います。
島単位で、実践する台を、
考えるのも良いかもしれません。