北電子が開発したジャグラーは、
絶大な人気の機種です。
最初に、世に出たのは1996年で、
以降、毎年のように後継機が出ています。
ジャグラーの大きな魅力は、
完全告知システムであり、
あの、神々しいGOGOランプの輝きです。
それ以外に、
どんな魅力があるのか?
詳しく、解説します。
販売開始時は、技術介入とリーチ目の時代
初代ジャグラーが登場した1996年は、
リプレイ外しに代表される、
技術介入でメダルを増やす時代でした。
リプレイ外し(関連ワード:ビタ押し)については、下記の記事もご覧ください
また、リーチ目が多彩で、
パチスロ雑誌では、毎月のように、
新たなリーチ目を掲載して、
ファンを興奮させていました。
「これもリーチ目では?」
と、読者から投稿も寄せられるなど、
色々な楽しみ方が出来た時代です。
しかし、当時の実践者は、
覚える事が多過ぎて大変でした。
もう少し、遊び感覚で、
パチスロを打ちたいという人にとって、
ジャグラーの登場は、
まさに、画期的だったのです。
GOGOランプが光ればボーナス確定
という、分かりやすいシステムと、
リーチ目の少なさ、これが魅力でした。
技術介入の要素も少なく、
とにかくGOGOランプが光るのを願う。
そんなことも相まって、
ジャグラーシリーズは、
全国の店舗に置かれる機種になります。
ジャグラーにも黒歴史があった
根強い人気を誇る、
ジャグラーシリーズですが、
必ずしも、すべての機種が、
受け入れられたわけではありません。
例えば、2002年に発売された
ハイパージャグラーVは、
当時、人気だった『大花火』などを意識し、
フラッシュ演出が付いていました。
しかし、ジャグラーのファンは、
そこを求めていたわけでなく、
あっけなく姿を消します。
その結果、演出が増えると、
そのジャグラーはヒットしない
という事も、言われています。
2011年に発売された
ミラクルジャグラーは、
リールの逆回転など
多彩な演出がウリでしたが、
こちらも、あまりヒットせず。
このような経緯もあってか、
その後、登場した機種は、演出が控えめで、
プレミア演出も、
限られたものになっていきます。
黒歴史を経たからこそ、輝かしい歴史がある
という事なのです。
懐かしのジャグラーを自宅で。
下記の通販サイトで購入できます。
ジャグラーのおかげで復活した北電子
1996年頃の北電子は、
数年おきに、
新機種を出すような状況でしたが、
分かりやすいスペックが
求められている事に気付き、
図柄も手作りし、試行錯誤の末に、
ジャグラーが完成したのです。
この、社運を賭けたジャグラーは、
時間をかけて大ヒットし、
北電子は、倒産の危機を脱出します。
ジャグラーの歴史は、北電子の歴史でもあり、
社員たちの、汗と涙の結晶なのです。
まとめ
最近では、若い世代も、
ジャグラーを好むようになっています。
・演出過多の機種に疲れた
・常に安定している
など、理由は様々ですが、
設定が読みやすいというのも、
大きい要素かもしれません。
一方、北電子も、過去の反省を活かして、
その特徴を、しっかりと守りながら、
新しいジャグラーを作り出しています。
まさに、モノづくり日本といった感じで、
今後も、多くの人に愛され続ける
機種になる事でしょう。