ここ最近、少なくなりましたが、
パチンコ、パチスロ店内で、流れている音楽は、
好みが、別れるところです。
ユーロビートなどの、
速いテンポの音楽が好きな人もいれば、
有線とか、最近の曲を
流して欲しい人もいます。
また、BGMは不要だ
と、考えている人も多いです。
パチスロ店内の音楽について、
詳しく解説します。
昔は、台自体ががうるさくなかった
パチスロ店でかかる音楽といえば、
軍艦マーチを想像する人も多いでしょう。
1940年代後半、名古屋のパチンコ店で
流されたのが始まりとされています。
当時のBGMは、
店内で、レコードをかけて流す以外に
方法がありませんでした。
そのため、店内では、当時の流行曲がかかり、
そこで曲を知る人も多かったようです。
今の時代でも知られる軍艦マーチは、
パチンコ店内の代表的なBGMとして、
流れていた事が、きっかけでしょう。
それを可能にさせたのは、
昔は、台から出る音が、
さほどうるさくなかった事があります。
昔のパチスロも、
当たった時は、それなりに音がしましたが、
そうでない時は、とても静かでした。
演出が、多いわけでもなく、
台自体の音が、
うるさくなる要素が少なかったのです。
だからこそ、BGMをかけても、
別に問題が無かったというわけです。
苦情が多く、最近は、ほとんど無音
軍艦マーチが、店内でかかっていた時代は
平成の初めまでです。
それ以降は、紆余曲折を経て、
BGMは、ほとんどかからなくなりました。
今のパチンコ、パチスロは、演出が多く、
台自体から出る音が、結構な音量なので、
BGMがあると、
いろいろな音が混ざってうるさいです。
BGMの必要性がなくなった事と、
逆に、耳障りに感じるようになった
という人が多いのが、近年の傾向です。
今のパチンコ、パチスロは、
ただでさえ、大音量でうるさいのに、
そこに、BGMが加われば、
不快さが増してしまいます。
それゆえ、BGMを求めない人が、
増えたというわけです。
まさに、時代の流れであり、
当然の結果とも言えます。
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テンションを上げる曲ならまだマシ
一方、店内のBGMは、
必要だと言う人もいます。
例えば、朝の開店直後など、
店内が、無音だと、テンションが下がります。
テンションを上げてくれるBGMや、
マイクパフォーマンスなどを期待する人が、
少数ですが、今も、いらっしゃいます。
軍艦マーチも、
本来は、その役割でかけられており、
ちゃんとした意味があったのです。
現在は、
BGMをなんとなくかけているところが大半で、
だからこそ、不要論が出てきます。
全国のパチンコ、パチスロ店を探すと
朝だけBGMをかけているところが多いようです。
ちなみに、
蛍の光に関しては、
日本全国、どこの店舗でも、
閉店間際にかかる事が多い。
もうすぐ閉店であることを
お客さんに伝える必要がありますが、
一番分かりやすいのが、
今でも『蛍の光』なのです。
これに関しては、
うざい、うるさい、煩わしい
と感じる人は、少数派との事。
逆に、閉店時間が分からない方が、
腹立たしい気持ちになります。
意味のあるBGMには、
理解を示す人が多いのです。
これに付随して、
マイクパフォーマンスは、
勘弁してほしいと答える人も多いです。
これは、マイクで煽られることに、
腹立たしさを感じる事が理由でしょう。
ジャンジャンバリバリなど、
誰もが知っていたフレーズは、
もはや、死語です。
店内の音楽の状況一つにとっても、
時代の流れを感じさせます。