パチンコ、パチスロ店は、
お盆も、年末年始も、営業しており、
たいていの店舗は、年中無休ですが、
1年中、営業をしているのには、
それなりの理由があります。
でも、実は、
年中無休ではない店舗がほとんど
というカラクリも。
詳しく、解説します。
休みが規制の対象になっていないから
パチンコ店等規制条例
というものをご存知でしょうか?
パチンコ、パチスロ店や、
ゲームセンターなどの出店を
規制するための条例です。
学校や、福祉施設などから、
決められた範囲以内に、
出店できないよう決められています。
また、この条例では、
特定のエリアで出店できないとか、
24時間営業禁止なども定められています。
しかし、
年中無休はダメといった事は、
明記されておらず、
事実上、容認されています。
パチンコ、パチスロが生きがい
という人も一定数おり、開店していれば、
行きたくなっちゃう人が多いのです。
需要があり、無休でも許されるなら、
普通は、営業します。
実は、年中無休じゃなかった?
パチンコ、パチスロ店のホームページには、
年中無休と記載しているのに、
実は、そうではないケースも多々あります。
それは、新台入れ替えの日です。
大規模店舗であれば、
新台の入れ替え作業だけで、
多くの業者と、多くの従業員が必要です。
なお、大量に導入となれば、
休みにしてでも、入れ替える必要があります。
そのため、
年中無休と記載しておきながら、
新台入れ替えの日は休む場合もあるという、
日本語的には、
おかしな状況が生まれています。
また、新台入れ替えの際は、
警察による検査が必ず必要になります。
検査は、かなり細かく行われるので、
店舗側は、それだけでも相当な負担です。
新台入れ替えの日に休業するのは、
それだけ、入れ替え台数が多いという事。
また、時間を遅らせて、
時差オープンする店舗などもありますが、
これは、小規模店舗に多いです。
店休日のタイミングでお店の状況が変わる?
基本的に、新台が稼働できるのは、
その週の月曜からとされていますが、
警察の検査は、平日にしか行われないので、
月曜日を休み(入れ替え日)にして、火曜から動かす、
これが、オーソドックスな形です。
ただ、どうしても、
月曜から営業したい店舗などは、
月曜の午前中に、
警察に来てくれるようお願いし、
月曜の午後から、時差オープン、
という感じで、やっている店舗も多いです。
いつもはガラガラなのに、
そんな日だけは大混雑になる事も。
これは、周囲の店舗が店休日にしていて、
そこだけ営業しているケースです。
店休日のタイミングによっては、
客層も、客数も、全く異なります。
都市部の店舗では、
こうした動きは、あまり見られません。
地方の店舗に多く見られる光景と言えます。
行くのを避けた方がいい日がある?
新台入れ替え等で、
臨時閉店をする時を除けば、
ほぼ、無休で営業している
パチンコ、パチスロ店ですが、
どんな日に行っても、
必ず勝てるわけではありません。
いわゆる回収日というものがあって、
その日は、出づらい台を
多く用意していると言われています。
では、回収日だと言われている日は、
どういう日なのでしょうか?
基本的には、何もしなくても、
お客さんがやってくる日というのが
回収日になりがちです。
具体的には、土日祝日、
お盆休み、正月休み、GWなど。
時間を持て余している人が多い日は、
回収日になる可能性が高いです。
反対に、行くべき日だと
言われているのが、
かつて、その店で、
イベントをやっていた日です。
現在、パチスロ店は、
「出る」「勝てる」事を、
示唆するような広告を出す事が
禁じられているので、
かつて、イベントをやっていた日は、
旧イベント日などと呼ばれていますが、
その日は、行ってみる価値が、十分にあります。
イベント日については、下記の記事もご覧ください
年中無休の代償は?
パチンコ、パチスロ店の年中無休ですが、
その店舗で、働くスタッフにとっては、
あまり歓迎されないかもしれません。
パチンコ、パチスロ店は、営業中の業務よりも、
閉店後や、開店前に、やる仕事が多く、
売上金の精算、台の設定管理、
メンテナンス、清掃など、
前後1時間くらいでは、
終わらないくらいの量があります。
シフト制とはいっても、
バイトリーダーや、正社員であれば、
仕事が残っていれば、
残業をする羽目になりますし、
1日当たりの労働時間も増えると、
疲労も、たまっていきます。
他にも、
スタッフ慰安のためという名目で、
飲み会や、誕生日パーティを
開く店舗もあるようですが、
年中無休であれば、誰かしらは、
店舗で仕事をしなければならず、
スタッフ全員で飲んだり、
祝ったりすることはできません。
月に1度でも、
全店での休みがあれば、
スタッフもリフレッシュして、
仕事に励めるかもしれませんが。
年中無休に潜む危険性
実践者側で、心配されるのは、
依存症になってしまう事です。
お金さえあれば、毎日でも
実践できる、パチンコ、パチスロですが、
トータルで、勝っていなければ、
それは、不可能な事です。
きちんとした勝ち方を学ばずに、
適当な台に座って実践している
ギャンブルのような方法では、
あっという間に
資金が、底を尽いてしまいます。
ですが、大勝利に夢をはせ、
時には、借金までして、
店舗に向かう人は、後を絶ちません。
年中無休で、毎日行けるからこそ、
パチンコ、パチスロとのつきあい方を考えないと、
身を滅ぼす可能性があるのです。
まとめ
年中無休の店舗より、
店休日があるところの方が、
台の鮮度は高いです。
新台をあまり入れないところは、
休みにしてまで、
台を入れ替える必要が無いからです。
適度に、休みを取っている店舗が、
実は健全と、言えなくもないです。
その日に研修を入れる店舗もあり、
スタッフにとっては、
純粋な休みではない場合も・・・。
レアケースな事としては、
停電で営業できないなど、
トラブルによるお休みもあります。
でも、基本的には、
パチンコ、パチスロ店は、年中無休です。
どこかの店舗が、もし休みでも、
同じエリアの別のお店は営業しているので、
パチンコ、パチスロが全く出来ない
という事には、なりにくいです。