せっかく当たりを引いていても
目押しが出来ず、
ボーナス図柄が揃えられない。
左隣の若者は、こっちを見て、
イライラしている様子だし、
右隣のおじさんは目押しが苦手そう。
「店員さんを呼んで、目押ししてもらおう」
と考え、店員さんにお願いするも、
大抵の場合、目押しを断られます。
昔は、何の躊躇もなく、
頼めば、やってくれたのに、
今は、なぜ、やってくれないのか?
詳しく、解説します。
店舗スタッフの目押しは、条例違反?
ある都道府県では、店舗スタッフが、
目押しを補助する行為は、
条例違反とされています。
また、違反とまではいかなくても、
実質的に自粛している地域も多いようです。
なぜ、目押しが条例違反なのか?
そこには『技術介入要素』が関係しています。
技術介入要素とは、
その人の技術(腕)で目押しなどをして、
メダルを増やす要素の事です。
海外のカジノのスロットマシンは、
レバーを叩いた後、勝手にリールが止まり、
止まった図柄に応じたメダルが、
払い出されるわけですが、
これは、日本の法律上、NGなのです。
リールを止めるのは、
自力でやってくださいというのが、
ルールなのです。
ですので、
店舗スタッフが目押しをする事は、
本来、条例違反なのです。
それでも、目押しをお願いする
おじいちゃん、おばあちゃんは多いです。
店側が、
どのような対応をとっているのか?
手を取るか、リズムを刻むか
スタッフが、目押しをしてあげる事は、
条例違反となってしまいますが、
その人の手を取ってやってあげる事は、
グレー(セーフ)のようです。
なお、場合によっては、
女性店員が、手を取ってくれる事もあり、
おじいちゃんなどは
嬉しそうだったりします。笑
厳密に言えば、
アウトと言われても、
おかしくないやり方ですが・・・。
他には、店舗スタッフが
トントンと、肩を叩いて、
タイミングを教えてくれるパターン。
そのタイミングで押せば、
目押しが出来るというものです。
これも、目押しの補助と言えますが、
言い逃れは、いくらでも出来ます。
お客さんの肩で、
リズムを刻む店員は、普通いませんが。
この2パターンが、店舗スタッフが行える
最大限の目押し補助と言えそうです。
困ったらお客さんにお願いする
店舗によっては、目押しの補助を
全くしてくれない事もあります。
そのような店舗は、過去に、
警察から指導を受けた可能性があり、
それを咎める事は出来ません。
このような場合は、
何度失敗しても、自力で揃えるか、
両隣のお客さんなど、
出来そうな人に、お願いするしかありません。
きちんと頭を下げれば、
多くの人は、目押しをしてくれます。
中には、お願いを断る人もいますが、
これにも、理由があります。
その1つが、
1回で揃えられなかった場合に、
文句を言われたら嫌だから。
また、確実に図柄が揃うケースと、
演出的に、ガセのパターンもあります。
お願いされたから、目押しをしてあげたのに、
お前のせいで外したじゃないか!
などと、言われたら嫌ですよね、
それが嫌で、断る人もいます。
目押しをお願いして、
断られた場合でも、
その人を冷たい人だと考えるのは
やめましょう。
相手にも、断る理由はあるでしょうし、
あくまでもお願いしている立場
という事を、忘れてはいけません。
まとめ
目押しは、技術介入要素なので、
基本的に、自分の力量が問われます。
店舗スタッフが、
目押しをしてくれなくても、
そこは自己責任と考えるしかありません。
ただ、店舗によっては、
目押しをしてくれるところもあります。
そうしないと、
おじいちゃんや、おばあちゃんが、
来てくれないからです。
ルールでは、決まりがあるけど、
厳格に適用すれば、客が逃げてしまう。
そんな事情もあるので、
目押しをしてくれる店舗は、
無いわけではありません。
目押しが苦手な人は、
ダメ元でお願いしてみて、
やってくれたらラッキー
ぐらいに考えればいいでしょう。