パチスロを実践していて、
トイレから戻った時に、
積み重ねたドル箱がない!
そんな経験は、無いでしょうか?
場合によっては、補償もしてくれず、
泣き寝入りになったケースも。
自分は、そういう目に遭わない
と、タカをくくるあなたも、
注意が必要です。
また、店舗側が、出玉泥棒対策を
しているかどうかも、大事です。
ちょっと目を離したスキに・・・
出玉泥棒には、様々な種類がおり、
堂々と盗む人もいれば、
バレないように盗む人もいます。
パチスロ店は、
メダルを台の上に置く形が多いですが、
目を離したスキに、
それを、持っていく人もいます。
トイレや、電話など、
ほんの数分のうちに、
出玉を、持って行かれる事も。
また、店舗によっては、
いくつかのドル箱を
広いスペースに置いて、
出玉アピールをする店舗もあります。
ここに置いてあるドル箱を、
堂々と持っていってしまう
輩もいるぐらいです。
お客さんの責任になる場合もあれば、
店舗側の責任になる場合もあります。
不特定多数の人が居る中、
現金を裸の状態で、
堂々と置いて席を立てるのか?
という話でもあり、
基本的には、自己管理が求められます。
警察は民事不介入
もし、出玉を泥棒された時は、
まず店員さんに、状況を伝えましょう。
場合によっては、
虚偽の申告を疑ってくる事も考えられ、
必ずしも、協力的な態度では
ないかもしれません。
ですが、
ここで腹を立てても、意味が無いので、
店員さんの態度が悪くても冷静に、
できるだけ、詳しく状況を伝えましょう。
続けて、警察への届け出になります。
店舗側には、実害が無いので、
被害を申告するのは、実践者本人となります。
もちろん、店内の、防犯カメラの確認等で、
協力してもらうことになるので、
「この件について、警察に届け出たい」
と、腰の低い態度で接した方が、
後々、店側も、協力的になってくれるはずです。
ここで注意が必要なのは、
仮に、警察が、犯人を捕まえても、
出玉分のお金が返ってくるかは、
分からないという事です。
警察が取り締まれるのは、
刑法上の問題で、
仮に、窃盗罪で捕まれば、
10年以下の懲役、又は、
50万円以下の罰金という
ペナルティに処されます。
ですが、出玉については、損害賠償など、
民事にかかわってくる事なので、
警察は「民事不介入」として関われません。
警察官からの説得により、
出玉分のお金を、犯人から、
返してもらえる事もあるでしょうが、
犯人にシラを切られたり、
あえて、こじらせようと、
画策された場合は、
民事裁判を起こすしかありません。
出玉を取られた上に、取り戻すために、
余計な手続きをしなければないのは、
非常に、理不尽と言えます。
補償が行われるケースもある
出玉の管理は、自己管理。
それが、ベースにあるため、
万が一の場合も、
補償をしない店舗もあります。
とはいえ、出玉アピールのために、
店内の広いスペースに、
出玉を置いていたとなれば、
店舗側も、無関係とは言えません。
その場合は、
補償を行ってくれる事が多いようです。
その際、店舗側が、懸念するのは、
盗まれたと言っている人と、
盗んだ人が、連携していないか?です。
店員さんの目をかいくぐって盗み、
被害者役の人物も、補償という形で、
同額をもらえれば、最高です。
このようなケースが、
今後、続いても困ることから、
補償は一切しないと決めている
店舗もあります。
一方、犯人が捕まった場合は、
情状酌量を求めるために、
お金が返ってくるケースも。
その場合、補償金と、弁済金の、
二重取りの可能性があるので、
店舗側は、細心の注意をはらっています。
鍵を握るのは防犯カメラ、スタッフの連携
パチスロの店舗内には、
多くの防犯カメラがあり、
常に、監視を行っています。
元々、ゴト行為を防ぐために
防犯カメラが設置されていますが、
出玉泥棒の時にも、効果を発揮します。
ゴト行為については、下記の記事もご覧ください
近年の防犯カメラは高性能で、
顔などもはっきりと映っている場合が多く、
その場合は、言い逃れもできません。
ここで、出玉泥棒をしっかりと確認し、
明らかに盗まれたと判断できれば、
補償をしてくれる店舗もあります。
一方、ICカードを盗む人もいるので、
精算機にも、防犯カメラが置いてあります。
一般の人が、
目にする事は無いでしょうが、
事務所に行けば、
出玉泥棒をしたと思われる人物の
顔写真などが、デカデカと貼られています。
これとは別に、
店員さん同士の連携も重要です。
出玉泥棒をされないような
フォーメーション(店内巡回)をしておけば、
こんな事にはなりません。
誰かが、出玉を流す作業をしていれば、
別のシマで、巡回する人が、
一時的に見回りに入るという事も。
防犯カメラと、店員さん同士の連携、
これが機能していれば、
出玉泥棒なんてことは、
滅多に、起きないはずです。
防犯カメラがあっても万全ではない
何かあっても安心
と考える、実践者は多いものですが、
防犯カメラも、万能ではありません。
台ごとに、カメラが、
設置されている店舗もありますが、
レンズを、何かで隠されてしまえば、
画像が映らなくなります。
また、店舗のあちこちに、
設置してあるカメラも、
島の通路に対して、
一方向だけしか、撮っていないなど、
本当に見たい画像に、
人が被っていて、見れない事も。
さらに、古くからある店舗では、
カメラを新しくしていないために、
カメラの画素数によって、
映りが不鮮明なだけでなく、
何をやっているのかが、
よく分からない場合もあります。
手慣れた出玉泥棒は、カメラの配置や、
それが撮影している範囲などを、
ある程度、把握していて、
その死角や、スキをついて犯行に及ぶので、
防犯カメラがあったとしても、
出玉泥棒を捕まえる
手立てになるとは限らないのです。
基本は「自己責任」
行ったことのある人なら分かるでしょうが、
置いていた荷物が、
失くならないのは、日本くらいです。
失くなった荷物は、
基本的に、補償してくれませんから、
普通は、できるだけ、
目を離さないように注意するものです。
海外旅行の時は、
失くなったら自己責任だという事を、
大抵の旅行者は、自覚しています。
パチスロについても、海外旅行同様、
出玉泥棒に会わないように、
自分自身で、出玉を管理する必要があるのです。
台ごとに、
計数機がついている店舗であれば、
こまめに数えて、
貯メダルをしておきましょう。
気分転換に、
飲み物や、タバコを買いに行ったり、
トイレに行くときには、
ドル箱に布を被せて、持ち出す時に、
分かりやすくしてもらったり、
一旦、全て精算すると良いでしょう。
その際に、会員カードを作っておけば、
出玉を、そのまま貯メダルできるので、
継続して実践することも可能です。
出玉泥棒にあうと、店員さんを呼んだり、
警察へ届け出たりと、
余計な時間を費やしてしまいます。
もし、実践していた台が高設定で、
どんどんプラスになっていくとしたら、
その時間は、大きなロスです。
出玉管理をしていないがために、
無駄な時間を費やすよりは、
念には念を入れて、適度に精算するなど
出玉を自己管理した方が、
余計なストレスを感じることなく
実践できるのではないでしょうか。