パチスロでは、
天井(てんじょう)という言葉が、
頻繁に出てきます。
天井(てんじょう)とは何なのか?
詳しく、解説します。
「天井」とは大当たりする上限値
天井を簡単に説明すると、
「大当たりになる回転数の上限値」です。
あと何回転させれば、
次の大当たりになるのか?
早く当たるかもしれないし、
しばらく当たらないかもしれない、
実践している人にとっては、
悩ましい問題です。
ですが、天井のある機種であれば、
決められた回転数まで回せば、
救済措置として、
強制的に大当たりになります。
とはいえ、数百ゲーム程度で、
天井を迎えてしまうと、
店側にとっては利益になりませんし、
ゲーム性としても微妙です。
いろいろと理由はあるものの、
天井ゲーム数は、
かなり深いのが実情です。
「ミリオンゴッド〜神々の凱旋〜」の天井は?
具体的な機種を例に、
天井ゲーム数を見ていきます。
すでに撤去されてしまいましたが、
ほとんど、目押しを必要とせず、
シンプルなゲームシステムのわりに、
大きく稼げることで人気だった
GODシリーズの
『神々の凱旋』の天井は、
1,480ゲーム+前兆ゲーム数でした。
1度、大当たりになった後は、
最高でも1,480ゲーム+前兆ゲーム数を
回せば当たるということです。
※朝一の場合は、天井が、
1,480ゲーム+前兆ゲーム数とは限らない
では、0ゲームから、
天井まで打つとすると
どれくらい投資するのかを考えてみます。
『ミリオンゴッド神々の凱旋』は、
1,000円投資して、
だいたい25ゲーム回せる仕様でした。
ということは、
100回転させるのに、4,000円、
1,000回転させるのに、40,000円、
1,480回転させるには、59,200円。
100円単位での投資はできませんので、
投資額は約6万円くらいでした。
『ミリオンゴッド神々の凱旋』は、
1回の大当たりでの出玉が約300枚。
店舗によって、変換率は異なりますが、
だいたい6,000円くらいです。
投資したお金を考えれば、
おまけみたいなものですが、
天井までいった場合は、
救済措置として恩恵があるのですが、
この記事では、割愛します。
天井まで回せば、
確実に当たるからといっても、
0回転から天井まで打つというのは、
なかなか大変なものです。
天井を利用した実践法 その1
天井の回転数を理解した上で、
それを利用した実践方法を考えていきましょう。
まずは、天井から逆算していく方法です。
天井まで回せば、確実に当たるので、
実際に、払い出される金額が、
投資額よりも上回る回転数から実践すれば、
最悪、マイナスはないということになりますよね。
『ミリオンゴッド神々の凱旋』では、
大当たり1回につき約300枚の出玉があります。
1,000円分コイン50枚で
だいたい25回転できるとして、
300枚で150回転は見込めます。
「ミリオンゴッド 神々の凱旋」の天井は
1,480回転+前兆ゲーム数ですから、
1,330回転以上実践している台があれば、
とりあえず負けはなくなりますが、
実際は、そのような台は空いていません。
※今回の話では割愛していますが
天井での当たりは恩恵があります
天井を迎えることを見越して実践することを
「天井狙い」と言い、
パチスロを実践時の基本戦略のひとつです。
天井を利用した実践法 その2
また、天井ゲーム数を確認する事で、
いま、実践している台が、
現在どのような状態になっているかを
把握できる機種もあり、
実践台の動向を、予測することも可能です。
沖縄風のBGMが楽しく、
1回転で連チャンが続くと
爆発的に出玉が発生することで人気の
「沖ドキ!」は、モードといわれる状態があり、
それぞれ、天井が違います。
通常モードでの天井は999回転。
それに対し、
一番大当たりしやすい
天国モードの天井は32回転です。
大当たり後、32ゲーム以内に、
また大当たりになれば、
天国モードに、
滞在しているというわけです。
なので、最低でも、32ゲームまでは、
実践を続けましょう。
逆に、32ゲームを超えてしまったら、
現在、天国モードではない
と、推測できます。
投資額以上の出玉が出ているならば、
やめを考えても良いかもしれません。
ジャグラーシリーズのように、
天井が無い機種もあり、
その場合は、大当たりまで、
1,000ゲームでも、2,000ゲームでも
回し続けなければいけません。
天井の「あり」「なし」を知ることは
パチスロ実践時に、かなり重要なので、
実践する前に、
きちんと、下調べをしましょう。