パチンコ、パチスロをする人の中には、
「10k負けた」とか、
「初当たりまでに30kもかかった」と、
暗号のように、語る人がいます。
この場合の10kは、
1万円のことを指しており、
1k=1,000円です。
なぜ、1,000円のことを
1kと呼ぶようになったのか?
詳しく、解説します。
Kに込められた意味
なぜ、1kが1,000円の意味を持つのか?
それは、kに関係があります。
Kは、キロの事で、それが、
1,000という意味を持ちます。
キログラムや、キロメートルなど、
馴染み深い単位、それがKですよね。
YouTubeなどでも、
高評価ボタンのところを見ると、
3kや、4kと、表記されている事も。
実に、様々な場所で、
K表記を見かけることができます。
元々はネット用語の1つ
1k=1,000円が、
どこで、広まったかが
気になるところですが、
ネット掲示板が
起源とされています。
当時のネット掲示板では、
文字数制限があるものが多く、
端的に情報を伝えないといけない場合に
1,000円ではなく、
1kと略されていたのです。
わずかな文字数で、
その商品や、サービスの値段が、
いくらなのかが、すぐに分かるよう、
瞬く間に、その言い方が広まっていきます。
それまで、1kは、キログラムなどの、
イメージしかありませんでしたが、
ネット上で使われたことから、
1,000円という意味合いも
持つことになりました。
現在は、文字数制限などが無くなり、
自由に書き込める掲示板が増えており、
そうなると、
わざわざ略す必要が無いため、
1kなどの言葉を、
ネット上で見かけることは減っています。
なぜ、パチンコ、パチスロで使われるようになったか
![](https://kachi-mori.com/wp-content/uploads/2019/03/action-adult-advice-11203441.jpg)
普段の生活で、1,000円を、1kなどと、
略して使うことは、まずありません。
ところが、パチンコや、パチスロになると、
1kと変換して、呼ぶ人が目立ちます。
パチンコ、パチスロの番組、
動画などを見ている人ほど、
そのような呼び方をしがちです。
なぜ、番組や、動画の演者は、
1kと呼ぶようになっているのか?
これは、収支発表の際に、
直接的な収支額を
言えない状況にあるためです。
いくら投資して、いくら回収したか、
これを、番組や動画の最後に言いますが、
その中で、3万円投資して、
5万円回収したので、プラス2万円と
説明する出演者は、ほぼいません。
投資、もしくは、回収したメダルの枚数で
収支を説明することが多く、
30k投資の、50k回収、
というような言い方が出てきます。
メダルの枚数で説明するとなると、
47枚貸しのお店が増えていることから、
半端な数字が並びます。
1kにすれば、すぐにイメージしやすく、
ごまかすことも簡単です。
演者の中には、金額を、
ダイレクトに言う人もいますが、
テロップなどでは、メダルの枚数や、
1本、1kなどで表記されることも。
変換したところで、
普通に言うのと、
そこまで変わりはないですが、
金額をダイレクトに言わない
という意味では、統一されています。
1k=1,000円と理解している人は、
ネット用語を知る人、もしくは、
パチンコ、パチスロをやる人ぐらいです。
実生活では、その呼び方を、
知らない人も多いです。
ここ最近は、ネットでも、
あまり使われなくなった一方、
パチスロ実践者の中には、
今でも、頻繁に使う人が結構いるというわけです。