パチンコ、パチスロ店の前を通った時に、
「今日は、やけに並んでるな〜」
と、思った事は無いでしょうか？
もし、大行列が出来ていたとしたら
それは、イベント日である可能性が高いです。
イベント日とは何なのか？
何か良いことがあるのか？
詳しく、解説します。
イベント日は、出玉で還元する日
パチンコ、パチスロ店も商売ですから、
普段は、店に利益が出るように、
お客さんから遊技代をたくさん集めて
出玉を少なくしたくなるものです。
ですが、当然のことながら、
いつも、出玉が抑えられていて、
勝てる見込みが少ない店には
行きたくないですよね。
そうならないために店側も、
利益を還元するという名目で、
特定の日に、しっかり出して、
たくさんの人に、
来店してもらえるよう努力します。
これが、
いわゆるイベント日なのですが、
時代と共に、いろいろな規制があり、
「この日に出しますよ〜」
「7の付く日は熱いですよ〜！」
といった告知が、
一切、出来なくなりました。
なので、今現在は、
イベント日というものが、
実は、無いのですが、
昔、イベントをやっていた日は、
今も、しっかり出しているという店が多く、
旧イベント日という、言われ方もします。
もちろん、
「旧イベント日は出しますよ〜」
という、告知も出来ないのですが、
そこは、店と、お客さんの間の
暗黙のルールで、
この日は出すという日が、
なんとなく、知れ渡っているのです。
イベント日(旧イベント日)は、
パチンコであれば、釘を甘めにしたり、
パチスロであれば、設定を高くしたり、
時には、赤字覚悟で、
出すこともあります。
また、
「この店はめちゃくちゃ出す」
という、記事や、動画を作成してもらうため、
雑誌のライターや、人気YouTuberなどを、
招く店舗もあります。
他にも、パチンコ、パチスロ店の組合である
全日本遊技事業協同組合連合会などが協賛して、
来店客に、くじを引いてもらう、
ファン感謝デーなどの開催もあります。
抽選会は、
出玉での還元ではありませんが、
パチンコ、パチスロ店の、
イベント日(旧イベント日)は、
勝てる可能性が、いつもより高い
と、言えるかもしれません。
還元するには集客も重要
出玉として還元する日が、
イベント日(旧イベント日)なわけですが、
還元するには、それなりの元手も必要です。
そして、たくさんのお客さんを
集める事が求められます。
ここの店舗は、
イベント日(旧イベント日)なら、
たくさん出してくれる
そう思わせる為には、お客の期待通り、
しっかり出す事が大事です。
そうする事で、次のイベントに、
噂を聞きつけた、新しいお客さんがやってきます。
イベントではないタイミングで
これを行っていくのは、非常に難しい。
特殊な例では、定期的に、
パチンコ、パチスロ番組の収録を行い、
ファンを集めるやり方があります。
あの番組といえば、
あの店舗と思わせる事が出来れば、
無理に宣伝をしなくても、
人が集まるものです。
人が集まれば、
その分、還元も出来ますし、
それが好循環を生む。
イベント日(旧イベント日)は、
スロッターにとって、
良いスパイラルになる
要素でもあるのです。
どんな日にイベントがあるのか？
イベントが行われる日で、最も有名なのが、
パチンコや、パチスロの『777』からくる
7の付く日でしょう。
他にも、お店の名前に、
数字が入っているような場合は
その数字の日を、イベント日にしていたり、
パチスロ専門店では、
最高設定の数字である6の付く日に
イベントを開催している店もあります。
ライターや、YouTuberなど、
ゲストを招く際には、
お客さんが集まりやすい
土日祝日に、呼ぶ事が多いです。
大手チェーン店では、
イベント日であることを
それとなく伝えるために、
店のイメージキャラクターの、
のぼり旗を掲げているところも。
普段、目にしているパチスロ店が
いつイベントを行っているのかを調べておくと、
勝てるチャンスが増えるはずです。
大きな声で「イベント日」と言えない理由
その日に限って言えば
赤字になってしまうことがあっても、
「この店は出る(出す)」
という、印象を植え付ける機会を
作ることのできるイベント日は、
店にとっても、お客さんにとっても
非常に大きなメリットがあります。
しかし、
最近のパチスロ店を見てみると、
あからさまに、
「利益還元！」
とか、
「本日イベント日！」
と、告知していません。
これは、パチンコや、パチスロは
汗水流して働かずに、楽に稼げるという
「射幸心」を煽るものとして、
警察等の指導によるもので、
前述したとおり、イベントの告知が
禁止、規制されているからです。
大々的に知らせる事は出来ないものの、
イベント日(旧イベント日)は、
今も、熱い日と言えます。
イベントをやっていなかったり、
やっていても、その日のお客さんが
あまりドル箱を積んでいないようなら、
その店で実践するのはお勧めしません。
少し遠くになったとしても、
しっかり還元してくれるお店を探して、
そのお店で実践した方が、
あなたが勝てる確率は上がるはずです。
イベント日の代わりになりつつあるもの
大々的に、イベント開催や、
ライターの来店イベントを
宣伝できない令和の時代。
各種、広告を見ても、
とにかく出るなどの文言は、
一切、使えなくなっています。
当然、イベント開催の
お知らせ広告も出せません。
では、どこで期待感を煽るかというと、
新台入れ替えです。
この台を入れました！
という広告はOKなので、
期待感が持てるような広告にし、
イベントのような状態にさせます。
新台入れ替えで、
出すか、出さないかは、店舗次第ですが、
傾向としては、出す店が多いです。
他に、広告を打つタイミングが
ありませんから、当然と言えば当然です。
この新台入れ替えのタイミングは、
基本的に、定期的なものです。
隔週月曜日のところもあれば、
毎週1回、どこかで行うところもあります。
台の入れ替えにも、
結構なお金がかかるので、
そこで経営的なものを見る
というのも良いでしょう。
新台入れ替えのスケジュールは、
押さえておきたいところです。
まとめ
都道府県によって、当日になれば、
ライターや、セクシー女優などの、
来店告知をして良いというエリアもあります。
旧イベント日と同じく、
基本的に、来店スケジュールは、
ほとんど、固定されています。
有名ライターが、千葉県の某所に来店
と告知すれば、ファンや、常連は、
それが、どこかが分かるというもの。
毎月、この日は必ず来ている
という感じで、
お客さんに認識されていれば、
店としては、ありがたい限りです。
そういう意味では、常連さんが、
より有利な状態とも言えます。
全台に設定を入れるとか、
半分だけ設定を入れるなどと、
宣伝していた平成の時代が懐かしいです。
情報をかき集める力が乏しくても
どうにかなったのは平成まで。
令和の時代、いかに正しい情報を集め、
鮮度を保つかにかかっています。
その店の、旧イベント日がいつか、
そのくらいは、当たり前に知っていないと
今のパチスロでは、勝てません。
あとは、どう、スケジューリングして
最大限に活用するのか。
そして、チャンスをモノにできるのか、
全ては、そこにかかっています。
