パチスロを始める人にとって、
パチスロ攻略本の存在は大きく、
昔から、読んでいる人も多いです。
以前は、確かな攻略法や、
狙い方まで、掲載されていましたが、
最近は、メーカーに対する配慮もあって、
傾向が変わっているようです。
パチスロ攻略本の種類や、
中身について、解説します。
昔の攻略本には、確かな攻略法が掲載
1990年代初頭に、
パチスロ攻略本が、世に出てきます。
この当時は、
パチスロ台に内蔵されていたプログラムが
脆弱で、バグも多かったようです。
ボーナスが成立していたのに、
バグで飛んでしまったという事も。
今では、考えられない仕様ですが、
逆に言えば、
これをすれば、メダルが多く出てくる
という攻略法も、多かったのです。
そんな中、違法行為(ゴト)ではなく、
正攻法での、最大の攻略法が、
リプレイ外し(はずし)でした。
ゴト行為については、下記の記事もご覧ください
当時のパチスロ台の仕様は、
リプレイをきっかけに、
ボーナスゲームに突入し、
それまでは、最大30ゲームの、
小役ゲームで増やすことが出来ました。
この小役ゲームを、
最大限活用するために考案されたのが、
リプレイ外し(はずし)だったのです。
これをするだけで、獲得枚数に、
数十枚の差が出たのです。
一手間で、
数千円も違うわけですから、
素晴らしい攻略法です。
諸説ありますが、
リプレイ外し(はずし)の考案者は、
某パチスロ攻略雑誌の編集者だった、
チャンピオン木崎さんと言われており、
エレコが販売していた
『チェリーバー』という機種での試打で、
初めて使われた技法との事。
こうしたことが、
昔の攻略本には書かれていました。
リプレイ外しについては、下記の記事も参考になります
また、DDTや、KKKといった打法も、
攻略本から生まれたものです。
DDT、KKKについては、下記の記事もご覧ください
現在の攻略本は、面白さと、キャラがメイン
ライターのキャラが
メインになっています。
企画もので、
ライター同士を戦わせる事が多く、
攻略は、二の次といったところ。
そもそも、現在は、
リプレイ外し(はずし)のような
画期的な攻略法は出ていません。
ただし、ちょっとした技術介入で、
メダルを増やすことは、今でも出来ます。
しかし、昔みたいに、
数十枚も違うということはなく、
微々たるものです。
ATや、ARTで、
リプレイ外し(はずし)をする意味が、
無いのも、大きいです。
パチスロ台に、内蔵されているプログラムも、
年々、確かなものになっています。
攻略法が、そんなに無いとなれば、
ネタや、企画に走るのは、
仕方のない事とも言えます。
本当の攻略法はもう書けない?
この店舗は、ほぼ設定1
など、特定のホールの評判を
落とすような事になりがちです。
そんな事を書けば、
その系列店舗で実戦が出来なくなるので、
当然、立ち回りに関する、
本当の事は書けません。
1990年代は、
メーカーに対する、批判めいた記事も、
数多く掲載されていました。
当時は、メーカー自体も、攻略本の存在を、
良く思っていなかった面があったからです。
現在は、お互いに、
相互依存の関係になったことで、
メーカー側を、批判するような記事は、
書けなくなりました。
本当の攻略法が、
今の攻略本に書かれているとは、
言い難いのが実情です。
まとめ
現在は、ゲームソフトの攻略本も、
あまり売れていないようです。
ネットの時代になり、
攻略情報は、まずネットに上がります。
それを、本する段階で、
大幅なタイムラグが発生します。
パチスロの攻略本も同じで、
当時ですら、わずかな発売日の違いで、
情報の鮮度に、大きな影響がありました。
情報の正確性では、
攻略本の方が上かもしれませんが、
確かな攻略法という点では、
もはや、攻略本より、
ネットの時代と言えます。