チェリー重複ってどういう意味？

パチスロ用語の、
『チェリー重複』という言葉を
ご存知でしょうか？

チェリー重複は、
ボーナス当選に大きく関係しており、

チェリー重複が、ある機種かどうかで、
設定判別のやり方も変わります。

チェリー重複が何をもたらすのか？
その辺りを、まとめました。

チェリーの起源

パチスロの図柄と聞いて、
「7」や「BAR」「ベル」よりも、

まず「チェリー」を思い浮かべる人も
多いのではないでしょうか？

パチスロの起源が、アメリカ発祥の、
スロットマシンだというのは有名な話ですが、

実は、一番最初に発売された
スロットマシンの図柄には、
チェリー図柄がありませんでした。

スロットマシンに、
チェリーをはじめとする
フルーツの図柄が出てきたのが1910年。

当初は、ガムの自販機に、
併設される形で、開発されたため、

ガムのフレーバーが、
図柄として採用されており、

その中に、チェリーは無く、
ガムのフレーバーの定番である、
ミントだったそうです。

同年、ガムの自販機が無いタイプの
スロットマシンが開発された時に、
初めて、チェリーが採用されています。

アメリカのスロットマシンを、
日本仕様に改良したものが、
パチスロ(スロット)なわけですが、

チェリーは、採用され続けており、
定番の図柄となっているのです。

パチスロにおけるチェリーの定義

1910年から、
ずっと使われているチェリー図柄ですが、

日本のパチスロでは、
チェリーと同様の図柄のことを、
総じて「チェリー」と呼ぶ事があります。

通常、チェリーは、
左リールに、単独で出現する小役です。

このような
「1つのリールだけで小役となりうる図柄」を
チェリーと称する事があるという意味です。

例えば、パチスロの黎明期に発売されていた
オリンピアマシンでは、
1リールで小役が確定する図柄はヨットでした。

また、6号機の人気機種「RE：ゼロ」では、
登場キャラクターが使う武器が、
チェリーっぽくデザインされています。

図柄がチェリーじゃなくても
「チェリー」というのは、
やや違和感もありますが、

それだけ、パチスロにおいて、
チェリーが無くてはならないもので、
重要な役割を持っているという事なのです。

チェリーの存在価値とは

ほとんどのパチスロ機種に、
小役として、チェリーが存在しています。

チェリーの種類によっては、
超激レアなものもあり、
相当な恩恵を得られる場合もあります。

5号機のジャグラーシリーズからは
チェリーが出現した時の
同時抽選も行われていますが、

チェリーが出れば、
ボーナス確定という事ではありません。

チェリーの出現率自体は、
設定によって、さほど変わらず、
それだけで、設定判別はできません。

また、チェリーが連続したから
当たりが近いというような事も無いです。

このあたりは、オカルトとして、
出回っており、注意が必要です。

チェリー重複って何？

チェリー重複とは何かを
紹介していきます。

ジャグラーの場合で言うと、
左リールにチェリーが止まっている状態で、

GOGOランプが光ったら、
それが、チェリー重複での当選です。

人によっては、左リールに、
チェリーが止まった段階で、
GOGOランプが光ることを予言する人も。

それくらい、
チェリー重複は有名ですが、

設定判別する際にも、
かなり重要な要素です。

ジャグラーの場合、
チェリー重複で、
ビッグボーナスだった場合、
そこまで設定差がありませんが、

チェリー重複で、
レギュラーボーナスが当選した場合は、
設定１と6で、大きく違います。

チェリー重複の
レギュラーボーナスを
たくさん引くという事は、
設定が良い可能性が高まります。

設定を判別する際には、
そのあたりの知識も重要です。

子役のカウントにはこちらが便利です。

チェリー重複が激アツな機種

2019年の2月に、山佐から発売された
『ニューパルサーDX〜チェリーバージョン〜』は、

その名の通りチェリーがアツい機種で、
ボーナス当選の半分が、
チェリー重複という仕様です。

実際に、設定6を
実践したデータを見てみると、

チェリー重複での当選が、
6割を超えているので、

チェリーを引いた時には、
ボーナス当選が期待できます。

また、千葉を中心に、
関東圏で店舗を展開している
パールショップともえのオリジナル機種
『グレート69〜TOMOLER〜』では、

チェリー重複の割合で、
設定差が分かりやすくなっています。

機種のタイプは、ジャグラーと同じく、
ビッグと、レギュラー、ふたつのボーナスで
出玉を増やしていくAタイプ。

通常のチェリーの出現率は、
設定1の1/34.87に対して、
設定2で1/34.49と、
それほど差がないのに対して、

角にチェリーが出現して、
ボーナスが当選するチェリー重複の確率は、

設定1でビッグが1/21,845、
レギュラーが1/65,536なのに対して、

設定2になると、ビッグで1/744.73、
レギュラーで1/910.22と、
60倍以上の確率で当たりやすくなってきます。

設定6だと、ビッグ、レギュラー共に、
1/595.78となるので、

チェリー重複のレギュラーボーナスが
たくさん出るようなら、
高設定の可能性が高くなります。

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中段チェリーは鉄板

ほとんどの機種で、
中段チェリーは鉄板と言えます。

しかも、中段チェリーは、
恩恵がある場合も多いです。

チェリーがリーチ目になる場合は、
チェリーが揃わないことが
1つの条件と言えます。

俗に、単チェリーとも呼ばれ、
これを見て、ジャグラー玄人は、
GOGOランプが光ることを確信します。

ただ、単チェリーのはずなのに、
光らないケースもあります。

これは、押し方に問題があり、
変則打ち、ハサミ打ちでは、
ボーナス当選ではない事が
あるためです。

ジャグラーの場合、
単チェリーで光らせる場合には、
左リールから、順番に、
押していくことが求められます。

変則打ちの場合では、
中段チェリーなのにGOGOランプが
光らないケースもあるので、
注意が必要です。

特に、
ハッピージャグラーシリーズは、

中押しをして、
小役を拾うことがあるので、

目押しが甘いと、
中段チェリーになりがちです。

チェリーをフォローする
打ち方をすることで、
1日で、200枚程度の
メダルの違いになることも。

これを1か月続ければ、
6,000枚ですから、相当な量です。

重要でないようで重要、
それが、チェリーなのです。