パチスロで勝ったお金を換金していいの?

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本題に入る前に、興味深い動画を

パチンコ、パチスロで勝った場合に、

換金しても良いのか?
本当は、いけない事なんじゃないか?

そう考える人も、多いようです。

パチンコ、パチスロは、
競輪、競馬、競艇、オートレースのように
公営ギャンブルではないのですが、

カチモリ

公営ギャンブルについては、下記の記事もご覧ください

その辺りのことも含め、
詳しく、解説します。

目次

メダルがお金に変わるカラクリ

パチスロを実践した後、
何枚のメダルを獲得したか、
メダル計数機で、計数してもらい、

獲得メダル枚数が記録された
レシートや、カードが渡されます。

それを店内の景品カウンターに持っていくと、
タバコ、お菓子、飲み物、などの他に、

3種類(お店によっては2種類)の
特殊景品に交換してくれます。

カチモリ

特殊景品については、下記の記事もご覧ください

お店の外にある景品交換所で、
この特殊景品を渡すと、
それに応じたお金と交換してくれます。

この特殊景品を交換するところは、
実は「古物商」の免許を持った交換所であり、

あなたが持ってくる特殊景品を
買い取っている形なのです。

なお、特殊景品には、
わずかながら、が貼りつけられています。

特殊景品が導入された経緯は?

現在の特殊景品は、
小さなプレートの中に、
金が入っているものが一般的です。

しかし、昔は、別の物が用いられ、
それを引き取ってもらう形でした。

例えば、コーヒー豆が、
景品として出されていた事もありました。

昔の定番アイテムは、ボールペンで、
店舗で、たくさんのボールペンを渡され、
それを換金する形でした。

他には、釣り針、文鎮、本のしおりなど、
人によっては特殊景品だと、
分からない人も居たとの事です

実は、今でも、ボールペンを
特殊景品として扱っている所もあります。

また、景品交換所に関しても、
昔は、信じられないような場所にありました。

ある所では、アパートの一室、
ある所では、ペットショップの中など。

バブル時代には、怪しげなところで、
換金をするケースも多かったのです。

今のような、オープンな形で、
換金できるようになったのは、
実は、ここ20年くらいの事です。

昔の、悪いイメージを引きずる人が多いのは、
怪しげな場所で換金していた
というのも1つの要因のようです。

グレーゾーンである三店方式

風営法では、現金や、有価証券を、
パチンコ、パチスロ店の景品にする事や、

お客さんが獲得した、玉や、メダルを、
パチンコ、パチスロ店が、
直接、買い取る事を禁止しています。

そのため、多くの出玉が出た時に、
お客さんが、現金を手にする方法として、

パチンコ、パチスロ店とは別の、
第三者的な店を用意して、

その第三者的な店が、
特殊景品を買い取るという形で、
現金を手にすることができる

『三店方式』

という仕組みが生まれました。

三店方式の仕組みは、
風営法をうまくすり抜けたものなのです。

ですので、常々、グレーであると言わていますが、
警察も、取り締まることがありません。

その辺りは、
大人の事情もあるからです・・・

その、大人の事情とは?

お店のスタッフは、景品交換所を教えない

初めて、パチンコ、パチスロを、
実践する店舗で困るのが、

「どこに景品交換所があるのか?」です。

店内の景品カウンターで、
特殊景品に変えた後、

外に出てみたものの、
景品交換所が、どこか分からない。

そこで、お店に戻って、店員さんに聞いても、

「私もよくわからないんですけど・・・」

などという言葉に始まって、

「景品を持ったお客さんは
◯◯の方に行っておられますよ」

と、濁した言い方をされます。

これは、特殊景品を現金化する事に、
お店が関係していると見なされないように
対策しているからなのです。

パチンコ、パチスロを実践して、
現金を手にする事が出来ているのは、
法の目をかいくぐってできた三店方式のおかげです。

そこには、
パチスロを「賭博」としてではなく、

「遊戯」として残そうとした人たちの
思いも込められています。

「グレーな事をしている」

と思うと、
後ろめたい気がする方も居るでしょうが、

違法な事をしているわけではないので、
さほど悩む必要はないと言えます。

三店方式は合法?

「三点方式はグレーだ(違法だ)!」

そう言う人が居ますが、現時点では、
政府が合法と認めています

とある議員が、
「三店方式は合法なのか?」
と、国会で質問をした事があります。

かなり昔の国会では、
言葉を濁して回答されている事もありましたが、

「三店方式は合法である」
という回答が、国会でされています。

それでも、おかしいと言う方は、
一定数居るわけですが、

今の法律である限り、
景品交換所で、
特殊景品を換金することは合法です。

しかし、考え方は、別にもあり、
税金(納税)の観点で、
問題になる場合もあります。

大昔は、グレーとされていたため、
パチンコ、パチスロで獲得したお金には、
税金が、かかっていませんでした。

ただ、合法という扱いであれば、
納税の義務も生じるというものです。

また、大昔は、仲介役の人がいて、
その人に特殊景品を渡して、
換金していた時代もありました。

その際、暴力団の資金源になったり、
仲介役の人間が、手数料を取っていたり、
問題が山積みだったのですが、

それを解決したのが三店方式であり、
考案したのは、実は、大阪府警のOBなのです

今後、国内に、カジノが出来る場合の法改正があれば、
パチンコ、パチスロにも影響が出るのか、
しっかり見ておく必要があります

もしかしたら、
店舗で、堂々と換金できる時代が
訪れるかもしれませんし、
完全NGになる可能性もあります。

初めての店舗で、大当たりを引き、
景品交換所を探すのに四苦八苦、

そんな経験をしなくて良い時代が
来てほしいところですが・・・。

特に、都市部の、
雑居ビルが乱立するようなエリアでは、
どこに景品交換所があるのか、
よく分からない場合も多いです

景品交換の仕組みについては、
ご自身でも確認しておいてください。

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