パチンコ、パチスロ店内にATMがある理由

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本題に入る前に、興味深い動画を

パチスロを打っていて、

「あと少しで天井」

という時に、

「もうお金が無い・・・」

そんな経験、ありますよね?

近くに、コンビニなどがあれば、
ATMにも行けますが、

郊外の店舗だった場合などは、
近くに、お金を下ろせる所が無い場合も。

そんな時、店内に、
ATMがあると重宝しますが、

店内に、ATMが有る店舗もあれば、
店内に、ATMが無い店舗もあります。

ATMの有無について、解説します。

目次

ATMを設置している店舗は少ない

店内に、ATMを設置している店舗が、
どれくらいあるか、ご存じでしょうか?

日本全国に、およそ1万店舗ほど、
パチンコ、パチスロ店がありますが、

店内に、ATMが設置されている店舗は、
そのうちの1割程度です。

パチンコ、パチスロ店内のATMは、
2007年頃から設置されています。

当初、誰にも文句を言われなかったものの、
一部の政党が、これを問題視しました。

当初、数年以内に、
ATMの設置店を8,000店舗まで増やす
という計画があったようですが、
この計画は、完全に崩れます。

また、店内にATMを設置した場合でも、
引き出せる金額の上限は、

1日3万円以内、1か月15万円以内、
という制限も加えられました。

また、パチンコ、パチスロ店内のATMは、
ローンや、クレジット機能が無く、
振り込みの機能も無かった
ので、

ATMという表記はあるものの、
実質的には、引き出しのみ可能な、
キャッシュディスペンサー状態。

にもかかわらず、
ATMを設置する店舗は、

「お客様の利便性を考えて設置しました」

という建前で、
ATMを設置しているわけですが、

今すぐお金を下ろして、
もっと使ってほしいという思惑もあるでしょう。

ATMが、減っている?

2019年、政府は、
ギャンブル依存症対策として、

パチンコ、パチスロ店内の
ATM撤去などの基本計画をまとめました。

遠くない未来、日本でも、
導入されるであろうカジノも含め、

どうしても付きまとうのが、
ギャンブル依存症の問題です。

ギャンブル依存症の温床
と、言われ続けているのが、

パチンコ、パチスロ店だけでなく、
公営ギャンブル施設内にもある
ATMの存在です。

これを撤去する方向で、
政治が動き出す事になったため、
ATM撤去の動きが広がっています。

特に、公営ギャンブルでは、
この動きに敏感で、JRAなどでも、
ATMが、どんどん撤去されています。

今後、日本にカジノができれば、
この動きは、ますます激しくなるでしょう。

とはいえ、
パチンコ、パチスロ店内のATMは、
まだまだ残っているのも実情です。

大手チェーン店がATM撤去宣言

パチンコ、パチスロ店舗だけでなく、
公営ギャンブル施設からも消えていくATM。

そんな中、
マルハンや、ピーアーク、日拓などの、
パチンコ、パチスロ大手チェーンは、

ATMの店内設置契約を
更新しないと宣言しました。

公営ギャンブルでは、
既に、ATMの撤去を進めているのに、

パチンコ、パチスロ業界では、
その取り組みが遅れている

というのが大きな要因です。

とはいえ、既存のATMは、
契約が切れるまで設置したまま
というのが基本路線なので、

具体的に、いつ完全撤去されるのかは、
定かではありません。

ATMの設置契約についても、
すぐに終わる契約のところもあれば、
長期契約しているところまで様々です。

パチンコ、パチスロを打つ前に、
ATMの有無を確かめる。

そんな下調べが必要な時代なのかもしれません。

もちろん、資金が尽きる前に、
大当たりを引いてしまえば、
何の心配も無いのですが・・・。

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