パチンコ、パチスロ店を経営する上で、
避けて通れないのが風営法です。
風営法が少し変わるだけで、
店舗の経営に、大きな影響を与えます。
風営法という規制の中で、
最大限、楽しく行えるよう、
努力を重ねているわけですが、
風営法で決められている事を、
詳しく、解説します。
風営法ってそもそも何のため?
風営法の、基本的な概念は、
少年の健全な育成のため、環境保持
など、いくつかあります。
パチンコ、パチスロ店をオープンする場合、
倫理や、道徳に反しない状態にする事や、
立地や、騒音などに配慮を見せる事
などが求められています。
少年(18歳未満)に、
悪影響を与えることを避ける為にも、
風営法があり、
守られなければ、罰則もあります。
その罰則ですが、
・指示処分
・営業停止
・営業許可の取り消し
が、設けられています。
指示処分は、
始末書を出せば済みますが、
営業停止になると、最大半年、
営業許可の取り消しは、最大5年営業不可。
18歳未満の入店を許すと、
最悪の場合、
5年間営業許可が下りなくなります。
見るからに18歳未満の子供が、
トイレを借りたいと懇願しても、
受け付けない店舗があるのは、
このような理由がある影響です。
あんなことも、実は風営法が絡んでいた
ホールによっては、店舗スタッフに、
目押しをお願いしても、してくれない
ケースがあります。
あれは、単に面倒だから、
やってくれないわけではありません。
実は、風営法において、
お客さんの技術が、
遊戯の結果に出ないといけない
と、定められています。
※これを、技術介入要素と言います
また、遊戯の結果に応じて、
景品を提供しなければなりません。
ボーナスの途中で、閉店時間を迎えた場合、
補償をしてくれないのは、そのためです。
「もう少し早く引いてたら良かったですね」
という目で、店舗スタッフに見られた時ほど、
悔しいものはありません。
広告宣伝も、
近年は、かなり規制が入っており、
有名人の来店告知や、
高設定を思わせる文言も使えません。
パチスロ動画を制作する側も
風営法の煽りを受けており、
いつ、どこで、誰が、撮影をするとは、
言えなくなりつつあります。
今までは、それが出来ていたのに、
急に、曖昧な告知になったのは、
風営法の影響なのです。
風営法はパチスロ台に重大な影響を与える
風営法は、
パチスロ台にも、影響を与えます。
例えば、GODシリーズの
ハーデスなどは、黄色の7図柄が揃えば、
15枚の払い出しがありましたが、
これも、風営法で決まっています。
◯◯回転で、獲得したメダルが、
そこまでに使用したメダルの3倍を超えない
など、とにかく細かいのです。
これらの、さまざまな規制によって、
毎回、針の穴を通すような感じで、
魅力的な台を作る事になります。
なお、規制が変わるたびに、
忠実に守らなければいけないので、
開発する側も大変なのです。
5号機が始まった時は、
「もうパチスロは終わった・・・」
とまで、言われましたが、
6号機になっても、
同じことが言われています。
規制によって、制限が加えられる分、
必ず裏道を見つける会社が出てきます。
パチスロが好きな人は、
そこに期待を寄せるしかありません。
まとめ
風営法の目的は
少年の健全な育成です。
射幸心を煽らないようにするのも、
すべては、少年の健全な育成のため。
今後、カジノが、
日本でも行われるようになると、
パチンコ、パチスロにも
影響を与える事になりそうですが、
風営法の改正で、
今、遊べている機種が、
一切遊べなくなる可能性もあるので、
注意深く情報を仕入れていきましょう。