パチスロを実践していると、
必ず訪れるハマり。
これは、低設定台だけでなく、
高設定台でも起こります。
コンスタントに出てくれれば良いのに、
なぜ、ハマってしまのか?
詳しく、解説します。
なぜ、ハマるのか?
パチスロ台の大当たり確率は、
設定1でも、現実的な数値です。
例えば、マイジャグラー4の場合、
ビッグボーナスと
レギュラーボーナスの合算確率は、
設定1だと172.5分の1、
設定6だと120.5分の1です。
パチンコでいう、ライトミドル、
ちょっとした甘デジレベルなのに、
何百回転もハマるのは不思議です。
なぜ、ハマりが存在するのか?
そこには、確率のゆらぎが、
大きく関係しています。
確率のゆらぎとは?
例えば、
メダルの表裏の確率は2分の1ですが、
さっき裏が出たから、次は絶対表!
とは、言い切れません。
裏が、2回連続、3回連続、
という事も、充分ありえます。
もちろん、その逆もあるわけですが、
試行回数が、多ければ、多いほど、
2分の1の確率に近づいていきます。
もう少し、具体的な数字で言うと、
100分の1の確率で100ゲーム、
200分の1の確率で200ゲーム、
この間、当たりが出ない可能性は、
36%もあります。
なので、ミリオンゴッドで、
8,192ゲーム回しても、
GOD揃いが引けない確率も36%なのです。
つまり、3回に1回以上は、
確率通りのゲーム数よりも
ハマる可能性があるという事です。
数学的に言えば、確率の
2倍ハマる可能性が13%で、
3倍ハマる可能性は5%です。
感情論ではなく、
数学的な観点で考えてみると、
2倍以上ハマる(当たらない)可能性は、
充分にある事が分かります。
世の中で起こる事象の確立について
面白い書籍があるのでぜひ。
逆にゆらぐことも当然ある
運よく、設定された確率よりも、
先に当たる事も、当然あるわけで、
確率の半分のゲーム数で、
当たる確率は40%です。
確率と同じゲーム数で、
当たらない可能性は36%、
確率の半分のゲームで当たる可能性は40%。
比較してみると、
確率の半分の回転数で当たる方が、
若干多いという事になります。
ハマりもあるけれど、
逆に、早く当たる事もある。
結局は、その時の運(ヒキ)次第なのです。
ですので、大勝ちする事もあれば、
大敗けする事もあるというわけです。
確率論にオカルトの要素は全く無い
ことごとく、ツイてない日があるように、
何をやっても、うまくいく日もありますが、
トータルで考えてみれば、
どの人も同じようなものです。
『人は、悪い事をよく覚えている』
ハマった事ばかりを覚えていて、
確率よりも、かなり良い回転数で
当てた事はあまり覚えていない
というのは、よくある事です。
何回転からハマりと定義するのかは、
人それぞれと言えますが、
ハマり自体は珍しい事ではありません。
それと同じで、
ハマらずに当たる事もよくあるわけです。
特定のゾーンで、
当たりやすくなる事はあっても、
そこで当たらないのは、
運(ヒキ)が悪かっただけです。
![](https://kachi-mori.com/wp-content/uploads/2020/12/cropped-e1607661983878-150x150.png)
特定のゾーンについては、下記の記事もご覧ください
期待値というものには、
かなり当てた場合と、全然ダメだった場合、
その両方が含まれています。
常に、期待値通りになるという事ではなく、
平均すれば、だいたいそのあたり
というのが、期待値です。
気温で考えれば分かりやすいですが、
平均気温が20度と言っても、
10度の時もあれば、30度の時もありますよね。
何かのタイミングが重なれば、
平均気温が20度の場所でも、
5度ぐらいまで落ちる事も考えられます。
“そんな時もある” ぐらいに、
とどめておく事が重要ですね。
それ以上に、確率よりも、
早い段階で当たる事もよくあります。
ハマりは、必ずあるものなので、
避けられるものではありません。