地方のパチンコ、パチスロ店に行くと、
平日でも、駐車場が、
大混雑なところが目立ちます。
中に入ってみると、
たくさんの高齢者が、実践中。
こうした高齢者の中には、
年金で、パチンコ、パチスロをしている人が
意外と多いようです。
年金で、パチンコ、パチスロをする人が多い店舗ほど、
年金支給日に動きを見せるようですが、
詳しく、解説します。
2か月に1回の贅沢日
原則として、65歳から、
受給できる年金ですが、
2月15日、4月15日、6月15日、
8月15日、10月15日、12月15日、
偶数月の15日に、
2か月分が支給される仕組みです。
年金以外に、
収入源を持たない高齢者にとって、
年金支給日は、待ちに待った日です。
2ヶ月分の支給なので、
計画的に使わないといけないのですが、
「ちょっとくらい良いだろう」
と、気持ちが大きくなって、
お金を引き下ろしたその足で、
パチンコ、パチスロ店に向かう高齢者も、
かなり多いようです。
なので、偶数月の15日になると、
高齢者で大混雑の店舗も。
高齢者の多くは、
演出がそこまで激しくない台を
好む場合が多いです。
パチスロで言えば、
ジャグラーや、ハナハナ、
といった機種です。
また、20円スロットよりも、
5円スロットや、2円スロットが
人気があるのも、
時代の流れと言えます。
5円スロット、2円スロットについては、下記の記事もご覧ください
顔なじみの常連と会える楽しみ
パチンコ、パチスロを打つのはなぜか?
その1つに、顔なじみに会える
という要素があります。
定年になり、家に居る事が多くなると、
人と会う機会が激減します。
近くに、子供や、孫がいれば別ですが、
子供たちは独立して、近くに誰もいないとなると、
話相手は、パートナーしかいません。
さすがに、毎日顔を合わせていれば、
話題も少なくなりがちです。
そうなると、お友達目当てで、
パチンコ、パチスロに行くのは、
自然といえば、自然です。
パチンコ、パチスロを打ちながら、
高齢者同士の楽しい会話も。
パチンコ、パチスロ店が、ある種の、
コミュニティスペースになっています。
年金支給日には、店舗も動く!
前述したとおり、年金は、
2月15日、4月15日、6月15日、
8月15日、10月15日、12月15日、
偶数月の15日に、
2か月分が支給される形なので、
その日には、
店舗側にも、動きがあります。
高齢者が好む機種の出玉を増やせば、
アピール出来るからです。
年金支給日は、支給日前日と比べると、
稼働率が2割上がるというデータも。
当然、次の支給日は、2か月後ですから、
年金支給日に、一気に回収してしまうと、
その後の稼働率は、
一気に落ち込んでしまいます。
なので、じわじわ回収する店舗が大半で、
年金支給日からしばらくは、
高齢者が好む機種の出玉を、
悪くしない傾向があります。
もちろん、その逆で、
あえて、出玉を抑えて、
一気に回収を図る、
店舗があるのも事実です。
いずれにしても、年金支給日を
パチンコ、パチスロ店舗が、
意識していることは間違いありません。
アルバイトや、一般社員はともかく、
店長など、マネージャークラスの人間であれば、
年金支給日が頭に入っていて当然なのです。
年金支給日の出玉状況はどうか?
そこに着目してみると、
その店舗の傾向が分かるかもしれません。
若年層からすると、高齢者が増えるのは、
チャンスといえばチャンスです。
その日ばかりは、
高齢者が好む機種を実践すると、
良いかもしれません。