パチンコ、パチスロ業界に限らず、
全くお客さんが居ないっぽいのに、
潰れないお店というのは不思議なものです。
この手のテレビ番組もよくありますね。
詳しく、解説します。
手広くやっていて、他で赤字を補っている
あの店に人がいることを
見たことがない・・・
でも、なぜか潰れない店の謎。
実は、そのような店の多くは、
周辺の地主であったり、
他に、賃貸収入などがあるため、
潰れないという場合が多いです。
また、パチンコ、パチスロ事業ではない、
別の収入源がある企業であれば、
お客さんがいなくても、
店舗は、潰れないわけです。
なお、パチンコ、パチスロ台は、
中古でも流通しているので、
経費を抑えたい場合は、
安く流通しているものを
買えばいいだけの事。
大きな支出を抑えてしまえば、
お客さんが少なくても
何とかなる場合もあるでしょう。
また、従業員は正社員だけで、
アルバイトは居ない
という店舗もあります。
人件費を最小限にして、
最初から稼働が少ない状況を
想定したスタイルなら、
赤字もそれなりに抑えられます。
税金対策で、あえて赤字にしている店も
1店舗だけの単独経営で、
赤字になってしまう場合は、
そう長くは持ちません。
ところが、何店舗も経営しているような
大型チェーン店であれば、
1店舗が赤字でも問題ない事も。
しっかり利益が出ている店舗があれば、
相殺できるので税金対策にもなります。
利益が出ている店舗だけ
残した方が良いのではないか？
と、考える方も居るかもしれませんが、
1店舗でも多くの店舗があれば、
売上が増えるというメリットもありますし、
「◯店舗展開しています」
と、謳い文句にもなるのです。
また、店舗数が多ければ、
新台導入時に、購入台数の融通がきく
といった裏事情もあるのです。
新台入れ替えと謳いながら、
実は、グループ店同士で、
台のやり取りをしているなんてケースも。
いくつも店舗があれば、
あたかも新台を入れたような感じに
できるというわけです。
さらに、実験的な試みとして、
1つの店舗を、すべて低貸しレートにする
なんて事も、可能なわけです。
お客さんがいないのに潰れないのには、
それなりの理由が、必ずあります。
基本的に、お客さんに冷たい
お客さんが少ない店舗であれば、
お客さんを大切にするはずだ
と、思っていませんか？
実際のところは、
いかに、たくさん取ってやろうかと
悪だくみをしている場合も。
例えば、
稼働が全くない店舗で、
全台設定6なんて事をしても
店にとって、得がありません。
「あの店、全台設定6らしい・・・」
なんて噂話が広まるには、
結構な時間がかかるものです。
しかも、本当においしい話は、
人に伝えないのが、人間というもの。
それなら、たまに来たお客さんから、
利益を取る方が、効率的です。
だいたい、お客さんが少ない店舗では、
そんなに力を入れていません。
支出を抑えているわけですから、
そんな余裕も無いわけです。
いかにお客さんに負けてもらうか、
それが店舗の儲けになります。
ガラガラの店舗だと、
のんびり打てますが、
設定1しかないようなところがほとんど。
お客さんの数を見ることは、
パチンコ、パチスロで負けないために、
大事な要素なのは間違いないです。
