パチスロの醍醐味は、
なんと言っても、
たくさんの出玉を獲得する事ですが、
風営法で規制されており、
出玉には、限界(上限)が設けられています。
そんな中、裏物(裏モノ)と呼ばれる、
規制から逸脱したパチスロ台も
実は、存在しています。
裏物(裏モノ)は、爆発力があるだけでなく、
波が非常に激しいので、
かなり損をした人も。
その威力とは、どんなものなのか?
詳しく、解説します。
基盤を改造したのが裏物(裏モノ)
そもそも、裏物(裏モノ)とは何なのか?
基盤を不正に改造したパチスロ台の事です。
本来、検定を通過した台のみ、
店舗に設置されるのですが、
検定については、下記の記事もご覧ください
ごく一部の、悪徳店舗が、
検定を通過したノーマル台を購入し、
その後、台の中の基盤を、
特殊なものに付け替える事で、
裏物(裏モノ)と言われる、
不正な台となります。
ちなみに、外から見ただけでは、
ノーマル台か、裏物(裏モノ)なのか、
全く分かりませんし、
仮に、台を開けて、基盤を見たとしても、
素人では、全く分かりません。
今となっては、信じられませんが、
4号機時代は、一般的な店舗でも、
裏物(裏モノ)が、数多く設置されていました。
4号機時代のパチスロ台は、
爆発力があった台が多かったため、
バレにくかったという理由もあります。
波が、超激しい裏物(裏モノ)
大ハマリと、大連チャンの台です。
一度、当たりを引けば、
びっくりするほど連チャンが続きます。
1万枚、2万枚出る事も当たり前。
その代わり、
当たらない時は、全く当たらず、
コイン持ちなど、
全く考えられていないので、
10万以上のお金が、
あっという間に、吸い込まれていきます。
ただ、10万円負けていても、
そこから充分プラスに持っていけるという、
大逆転要素があるのも
裏物(裏モノ)台の特徴と言えます。
裏物(裏モノ)がいろいろとヤバい理由
とてつもなく、大きくなる事もあれば、
逆に、これまでの投資金額を、
はるかに超える出玉が出てしまう裏物(裏モノ)。
爆裂機が、たくさん存在した
4号機時代には、通常の機種でも、
裏物(裏モノ)並みの起伏がある機種が多く、
店舗には、通常の機種と、裏物(裏モノ)が混在していました。
例えば、小役が揃いにくく、
プログラミングされた裏物(裏モノ)は、
投資金額がかさむので、
店にとっては、ありがたいものでした。
また、当たりの起伏が激しいということは、
そこに感情移入する実践者の心も、
通常機以上に揺さぶられ、
「いつかは爆勝ちできる」
「爆勝ちできれば、全て取り返せる」
という気持ちが、実践者に、
更なる投資を引き起こさせ、
負けが込んでくれば、くるほど、
のめり込むという恐るべき
心理状況を生み出していました。
また、当時は、店舗によっては、
裏物(裏モノ)を取り扱っている事を、
それとなく広めて、
通常機だけを導入している店舗との
差別化を図っていたケースも。
裏物(裏モノ)に、固定客がつけば、
頻繁に、新台入替をする必要もなくなり、
その入替コストも削減できるなど、
経営上のメリットもあったのです。
裏物(裏モノ)を導入する事で、
爆勝ちを期待する実践者には、
大きなメリットとなると共に、
大負けしても、爆勝ちを夢見て、
お金をつぎ込む実践者から
多くの利益を貪ることができる等、
店舗側にも、メリットがあったのです。
5号機初期のえげつない裏物(裏モノ)
負ける時は、通常機よりも
大きく負けてしまいますが、
当たれば、実践者側に、
大きな利益をもたらしてくれました。
ただ、裏物(裏モノ)にも、当たりはずれの
起伏が激しいものばかりではなく、
結局、店舗の利益につながる台もありました。
小役の出方も、大当たりも、
高設定並みなのに、
なぜかビッグボーナスにならず、
ズルズルと投資金額がかさんでいった
という経験は無いでしょうか?
通常機だと、特殊なロム等で、
操作される事が無いので、
ただ、引きが弱いだけと言えるのですが、
裏物(裏モノ)の中には、
高設定のような挙動をしておきながら、
ビッグボーナスが当たらないように
プログラミングされた台もあったのです。
高設定のような小役の落ち方をすれば、
実践者は、そのうち、
大当たりになることを期待して、
投資し続けます。
ですが、あらかじめ、
大当たりにならないように
プログラミングされていたら、
いくら投資しても、
ビッグボーナスは引けず、
投資は無駄になってしまうのです。
こうした実践者の期待を
踏みにじるような、
えげつない裏物(裏モノ)も存在していたのです。
ジャグラーにも裏物(裏モノ)があった
現在も根強い人気を誇る
ジャグラーシリーズにも、
裏物(裏モノ)があったと言われています。
実際に、裏物(裏モノ)のジャグラーを
実践した人の話だと、
まだ5号機になる前で、
それとなく裏物(裏モノ)が
容認されていた頃に打ったそうです。
10万円を用意して実践したところ、
通常、千円で20~30ゲームは回せるところ、
一度も、ブドウや、リプレイが揃わず、
お金が、どんどん、吸い込まれていったそうです。
結局、五万円ほど投資しても、
大当たりにならず、
あきらめて、他の台を実践したそうですが、
翌日、その店舗に行って、
前日の大当たり回数を確認したところ、
ビッグと、レギュラーを合わせて、
ボーナス回数が120回を越えていたとか。
1日に回せる回転数は、
どんなに多くても9,000回転程度、
そこそこ回して8,000回転くらいです。
仮に、8,000回転で、
120回の大当たりを出したとなると、
66~67回転で1回当たりになる計算です。
現行機種のジャグラーの
設定6の大当たり確率が、
1/120程度ですので、
それをはるかに上回る確率です。
「ジャグラーで万枚」というのは、
ジャグラーを実践している
ジャグリストたちの夢ですが、
裏物(裏モノ)のジャグラーなら、
万枚を達成する事も、
可能だったと言えます。
裏物(裏モノ)を打つお客さんは怖い人ばかり?
実践しやすい環境が整えられています。
ところが、裏物(裏モノ)全盛時代は、
初心者は、近づけない雰囲気もありました。
マナー違反をすれば、
おしぼりが飛んでくるとか、
台の確保を巡ってケンカになる事も。
目当ての台を、確保できるかどうかで、
10万円以上勝つか、負けるかが、
決まるわけです。
生活がかかっている人も多く、
もはや、何でもアリの状況だった店舗も。
それゆえ、実践マナーにも、
厳しかった時代でした。
一回くらい、裏物(裏モノ)を打ってみたい、
そう思われた方も居るかもしれませんが、
あの独特の雰囲気を目の当たりにすると、
そんな事も、思わなくなるはずです。
裏物(裏モノ)がほとんど無くなった理由
ほとんど姿を消しています。
4号機時代は、今より規制が緩く、
警察も黙認していた状態だったのですが、
5号機時代になると、一気に厳しくなり、
裏物(裏モノ)は、一切認められなくなりました。
4号機時代は、一般のお店にも、
裏物(裏モノ)が置かれていたぐらいなので、
当時は、店同士で、
黙認していた時代でもあったのです。
でも、もう、そんな時代ではないですし、
一時期、タレコミ合戦にもなった事で、
裏物(裏モノ)は、すっかり消えました。
まとめ
もし、今の時代に、
裏物(裏モノ)が打ちたいなら、
実機を購入して自分で改造するか、
闇カジノ店などと言われる
違法な店に行くしかないです。
実機の購入は下記サイトがおすすめ。
実は、個人で、
裏物(裏モノ)を所有している人は多く、
自宅で、遊べるようにしている人も
結構いたりします。
裏物(裏モノ)をやってみたいなら、
そういう人にお願いをして、
遊ばせてもらうのが、
一番安全なやり方なのかもしれません。
一般の店舗には、
もう、裏物(裏モノ)は存在しませんので、
裏物(裏モノ)で儲けるようなことは
ほぼ不可能と言って良いでしょう。