パチンコ、パチスロ店内を見渡すと、
ほとんどの台が、機種ごとに、
一列に並べられていますが、
1台づつ、バラバラの機種が、
設置されているコーナーもあります。
これをバラエティコーナーと
呼びますが、なぜそうしているのか?
詳しく、解説します。
1つの列(島)にまとめるほど人気がない
人気機種であれば、
何台あっても満席になりますし、
利益も、しっかり出るので、
店側も、積極的に設置しようとします。
ところが、人気が無い機種は、
誰も座らない可能性もあります。
これでは商売になりませんから、
そんなに多くの台数を設置できません。
そんな機種たちの寄せ集めが、
バラエティコーナーというのが、
まず、1つ目の理由です。
最新機種を、多く設置したい場合は、
場所の確保も必要なので、
古い台を売るなどして、ある程度処分します。
ただ、どんな機種であっても、
根強いファンは一定数いるので、
数台、または、
1台だけは確保しておいて、
様子を見る傾向が強いです。
その影響もあって、
バラエティコーナーが生まれます。
一番の目的は少しでも利益を出すため
店舗の立場になってみると、
どこで設定を甘くするかは、
おおよそ見当がつくでしょう。
新台導入時などは、
少しでも多くの人に座ってもらおうと
設定を甘くする場合が多いです。
高い稼働率を維持できて、
多くの人に遊んでもらえるうちは、
それを維持します。
ですが、時間の経過とともに稼働率が落ち、
お客さんが、別の台に流れた場合、
その台を、バラエティコーナーに
移設したらどうなるか考えます。
バラエティーコーナーに移設して、
利益も、稼働も、見込めない場合には、
撤去という選択肢しかありませんが、
基本的に、バラエティコーナーの機種は、
設定を甘くする必要がない
というのが、店側の本音です。
バラエティコーナーが狙える店とは?
バラエティコーナーを避けた方が良い店は、
積極的に、新台を導入する店でしょう。
新台に、高設定が集中しますので、
バラエティコーナーには、
力が入っていないと言えるでしょう。
ただ、積極的に、新台を導入するのは、
経営的な体力がある大型店であり、
中小のパチスロ店には、
そのような体力が無い場合も。
ですので、中小のパチスロ店舗は、
バラエティコーナーばかり
というところも珍しくありません。
そうなれば、
バラエティコーナーの設定を
悪くする理由は無く、
力を入れるしかありません。
もし、設定を悪くする場合でも、
どこで設定を良くするのか
という話でもあります。
ただ、低貸し店の
バラエティコーナーだと
全台設定1みたいなところもあるようです。
このあたりは、
バラエティコーナーの稼働状況によって
判断していきましょう。
低貸しについては、下記の記事もご覧ください
まとめ
経営的にしっかりしたところは、
複数台の新台を導入しようとします。
そういう店舗であれば、
新台に力を入れるので、
朝一から並ぶだけの価値もあります。
ただ、バラエティコーナーは、
大型店になればなるほど、
力が入っていません。
駅前にある、
規模が小さいパチスロ店ほど、
バラエティコーナーに力が入っています。
このような傾向を踏まえた上で、
バラエティコーナーを
狙ってみるのも良いかもしれません。