リール制御があるのはなぜ？

パチスロで、大当たりが確定し、
ボーナスを揃える際など、

ビタ押しではなくても
大当たり図柄が揃うのは、
リール制御があるためです。

実は、このリール制御、
法律で色々と決められている
と、ご存知でしょうか？

逆に、リール制御が無ければ、
どうなるか、考えた事はありますか？

リール制御があるのはなぜか？
詳しく、解説します。

リール制御は、どんな仕組みなのか？

パチスロは、
ストップボタンを押す事で、
リールを止める事ができます。

とはいえ、実践者の押した通りの、
出目が揃うわけではありません。

レバーを叩いた時点で、
大当たり、小役当選、ハズレなどの、
各種抽選が行われており、
その抽選結果に応じた停止位置で、
リールが止まります。

なお、内部的に小役が成立していても、
目押しが不十分な場合は、
揃わない事もあります。

パチスロでは、
これを取りこぼしと言います。

物には、例外が付きものですが、
ボーナスに当たった場合は別です。

たとえ、
1回で揃えられなかったとしても、
何度でも、チャレンジが出来ます。

AT機などでは、目押しを失敗すると、
ベルなどの小役を揃える間に、
再び揃えるチャンスがやってきます。

様々な、制御方式があるのですが、
そこまで気にしなくても大丈夫です。

ボタンを押してから0.19秒以内に止まる

前述したとおり、リール制御は、
しっかりと、法律で定められています。

ボタンを押してから、
0.19秒以内に止まらなければならない
というものです。

法律上は、最大5コマまで、
リールがスベる事ができます。

しかし、実際のところは、
最大4コマまでにとどまっており、
法律より、1コマ分、少なくなっています。

この理由は、ちょっとした誤作動で、
違法になってしまう可能性を無くすため。

停止の時間は、
メーカーによって、バラバラであり、
横並びで決まっているわけではありません。

最近の機種であれば、
4コマ以内に目押しすれば、
成立している小役が揃います。

リール制御が無いとどうなる？

自分の思った通りに目押しする事ができて、
(ビタ押しが出来る)、

もし、リール制御が無いとしたら、
どんな事になるのか？

その答えは、簡単ですよね。

もし、リール制御が無ければ、
目押しが上手な人は、
毎ゲーム、大当たりになります。

これでは、お店は商売になりません。

大当たり、ハズレ、小役が揃うかどうかは、
レバーを叩いた時に内部的に抽選されており、

大当たりも、小役も当選していない、
つまり、ハズレであれば、

目押しが上手な人がやっても、
何も揃わないように、
リール制御があるのです。

まとめ

リール制御には、枚数優先制御や、
組み合わせ優先制御など
様々なものがあります。

それらが、しっかりしている事で、
演出の深みを出しています。

また、多彩なリーチ目があるのも、
リール制御のおかげです。

リール制御が無ければ、
どういう出目で止まったかを見る熱さも
消えてしまいます。

リール制御は、どんな機種にも、
必ず付けられている機能なのです。

各種監督官庁に、
その機種を認めてもらって、
検定をパスするには、

リール制御の考え方などを、
しっかり理解して、
反映させる事も大事と言えます。