パチスロをやっていると、
コーヒーを販売する女の子が
店内を巡回して来ることがあります。
こうした女性たちは、
コーヒーレディと呼ばれ、
店舗スタッフとは、別の存在です。
このコーヒーレディが、
どこのお店に行っても、
総じて可愛いというのが不思議です。
仕事内容などを含めて、
コーヒーレディとは
どういう人なのかをご紹介します。
コーヒーレディの仕事内容は?
コーヒーレディと言われるとおり、
その仕事の主は、コーヒーの販売です。
といっても、コーヒーだけでなく、
オレンジジュースなど、
様々な飲み物を販売しています。
注文方法は、コーヒーレディが
店内を巡回している時に頼むケースや、
店舗スタッフに言って、
コーヒーレディを呼んでもらうケース、
コーヒーレディが
販売しているカウンターに、
直接行って、注文するなどです。
注文の際は、お金ではなく、
メダルで払うのが一般的です。
※パチンコの方は玉で払う
会員カードがある場合は、
それで払える場合もあります。
仕事内容は、簡単に思えるでしょうが、
なかなか売れないのが実情です。
当然、目標や、ノルマを、
会社から言われているので、
売れなければ、つらい仕事なのです。
店舗とは別会社ということが大半
店舗スタッフが、
コーヒーレディを兼務する場合もありますが、
多くの場合、コーヒーレディは、
その店舗のスタッフではありません。
どこかの派遣会社に所属していて、
そこから、コーヒーレディとして
派遣されているケースが、ほとんどです。
時給換算で、お給料が出るのが基本で、
ドリンクの販売数に応じて、
歩合給が支給されます。
また、最低限のノルマが設定されていて、
それをクリアしなければ、
時給に響くのが一般的です。
コーヒーを売り歩く仕事とはいえ、
大音量の中、不機嫌な客をいなしながら、
なんとか売らなければいけないので、
見た目以上に、大変な仕事です。
そのため、派遣会社によっては、
友達紹介のボーナスや、
皆勤手当などを出しているところも。
とはいえ、売れる女の子にとっては、
なかなか良いバイトになります。
ただ、店舗スタッフと
思われる事も多いので、
店内を巡回している時に、
設定がひどいじゃないか!
などと、罵声を浴びせられることが、
無いわけではありません。
それでも、
笑顔で対応しなければならないため、
店舗スタッフと同じようなスタンスで、
接客をする必要もあります。
可愛い子が多いのは機嫌が悪いオジサン対策
男というのは、単純な生き物であり、
ちょっとでも、色仕掛けをされれば
簡単に、鼻の下を伸ばしてしまいます。
コーヒーを買ったら喜ばれた、
渡してくれる時に手が触れたなど、
そんなことでも喜びます。
可愛い子に笑顔で接客をされれば、
多少負けていても、まぁいいかと思えます。
ちょっと手が触れただけでも、
負け分は、多少取り返した、
ぐらいの気持ちになるものです。
中には、セクハラをしたり、
連絡先を交換しようとする男性も居るので、
その点は、注意が必要と言えます。
店舗に来てドリンクだけ注文するお客さんも
コーヒーレディで、
うまくいくのは、愛想の良い女性です。
どんなお客さんに対しても、笑顔を振りまく、
男性からすれば、ありがたい存在です。
中には、パチンコ、パチスロはやらず、
ドリンクだけを注文する人も。
コーヒーレディの存在が、
どれだけすごいか、分かりますね。
この場合、お店への貢献度は、
高くない感じにも思えますが、
逆に言えば、コーヒーレディの愛想だけで
お客さんがやって来たということ。
うまく活用すれば、
多少なりとも、集客につながり、
店舗の売り上げにもつながるというわけです。
店舗にとってもコーヒーレディは大事な収入源
メダルの貸し出しと、
特殊景品のやり取りだけではなく、
メダルで何かを買ってもらうことが、
店舗の、貴重な収入源となります。
そのために、可愛い子を配置して、
少しでもメダルを使ってもらおうとします。
大当たりが続いた場合などは、
メダルに、余裕があるはずです。
金は天下の回りもの
ということわざがあるように、
おすそ分け感覚で、
コーヒーレディから
コーヒーを購入するのも
良いのではないでしょうか?
立地によってはライフラインに
パチンコ、パチスロの店舗は、
全国に10,000店舗以上も存在し、
田んぼのど真ん中に、
店舗があるようなところも珍しくありません。
そうなると、近くに、
コンビニが無いような店舗も、
それなりに存在するということです。
店舗によっては、
食事処が併設されるところもありますが、
適当な軽食が無いケースも。
そんな時に、
頼りになるのがコーヒーレディなのです。
コーヒーレディの、
愛想がいい、悪いに関係なく、
コーヒーはもちろん、
それ以外のドリンクや、軽食も
どんどん売れていきます。
コーヒーレディからしか、
軽食などが買えないとなれば、
そうせざるを得ないわけです。
都心部では、コーヒーレディが
どれだけ頑張っても、なかなか売れません。
田舎の店舗に行くのを、
嫌がっていたコーヒーレディも、
行ってみたら、バカ売れするので、
その考えも、変わるようです。
都心部は、通勤が楽ですが、
なかなか売れない・・・。
歩合制のことを考えると、
田舎での商売が良いようです。
コーヒーレディに受難の時代が?
ただでさえ、近くに、
コンビニや、ファストフード店があると、
なかなか売れずに、苦戦するコーヒーレディ。
さらに、苦戦を強いられる
状況になってきていることを
ご存知でしょうか?
現在、コンビニでは、
本格的なコーヒーを、
セルフで入れられるような
システムが本格化しています。
ボタン1つでコーヒーが飲めて、
自分のさじ加減で、
お砂糖やミルクも入れられる時代です。
このやり方を、
パチンコ、パチスロの店舗に持ち込もう、
そんな動きが出てきています。
余り玉の景品で、
コーヒーカップを渡してもらい、
それをお客さんがセルフで入れるだけ。
これなら店員の手を煩わせず、
簡単に、事が済んでしまいます。
コーヒー1杯300円、
それが当たり前なのは、
平成までかもしれません。
より、シビアな立ち回りをする若者は、
セルフのコーヒーを選ぶことになるでしょう。
愛嬌と、愛想で、どこまで立ち向かえるか、
これからのコーヒーレディに問われるのは
それ相応のスキルと、
くじけない精神力なのかもしれません。