パチスロは、
まず、店からメダルを借りて、実践をして、
獲得したメダルを、特殊景品に交換して、
特殊景品を、現金に換えるという形です。
この際、
店からメダルを借りたレートと、同じレートで、
特殊景品に交換できる店があります。
これを、等価交換と言います。
今回は、等価交換の店舗と、
そうでない店舗の違いなどを含め、
詳しく、解説します。
等価交換の本来の意味
辞書で、等価交換の意味を調べると、
等しい価値を有するものを、
相互に交換する事とあります。
借りたメダルの価値と、
同じものを交換できるというのが、
等価交換の意味です。
1,000円で、
50枚のメダルが借りられる店で、
500枚を出したとすれば、
1万円と交換できる。
これが等価交換という事です。
近年、増えている、5.5枚交換というのは、
5.5枚で100円分になるという計算です。
1,000円で、
50枚のメダルが借りられるのは同じですが、
1万円に交換してもらうためには、
550枚のメダルが必要。
等価交換ではない店舗だと、
手にするお金が、
1割程度、少なくなるという事です。
これを知った上で、実践しないと、
プラマイゼロぐらいだと思っていたら、
実は、マイナスだった・・・
というケースが、起こりえます。
お店によって、交換率は、様々です。
実践しようとしているお店が、
等価交換かどうかは、
事前に調べておくべきです。
等価交換のお店が少なくなっている?
一部の都道府県では、
等価交換を廃止したところがあるなど、
出玉=現金という構図から、
どんどん、離れていっています。
近年、パチンコ、パチスロ店も、
経営が厳しく、等価交換ではやっていけない
という、側面もあります。
そのため、交換レートを下げる事で、
利益を確保しようという狙いです。
優良店であれば、
交換レートを下げる代わりに、
設定を甘くして、
出しやすくする可能性も高いです。
ところが、経営が苦しいお店は、
それすらも、出来ない場合も。
そういうお店で実践すると、
負けやすく、勝ちにくい。
同じエリアであっても、
等価交換のお店と、
そうでないお店があった場合、
お客さんが、どちらに流れるかといえば、
当然、等価交換のお店になります。
また、メダルを借りる際に、
消費税分(手数料分)を差し引かれるお店も、
かなり増えています。
昔の、等価交換の店舗では、
1,000円で、50枚のメダルが借りられたのですが、
現在の多くの店舗では、
1,000円で、47枚とか、46枚とか、
若干、少なめのメダル貸し出しです。
ちなみに、逆に、1枚20円以上の価値にするのは、
風営法の上限を超えるため、NGです。
ですので、
20スロなら1,000円で47枚、
2スロなら1,000円で470枚
という店舗が多いです。
1,000円で47枚のメダルが貸し出され、
現金に交換するときは、
50枚で、1,000円と交換してくれる
という、実質的には、
非等価交換のお店が多いのです。
そのため、正真正銘の等価交換店は、
ほとんど無くなってきていると思って良いです。
景品における等価交換
パチスロの景品には、
現金と交換するための特殊景品と、
商品と交換できる一般景品があります。
一般景品のラインナップは、
お菓子や、ジュースといったものや、
洗剤や、芳香剤、消臭剤といった雑貨類、
タバコや、お酒などの、嗜好品もあれば、
子供が喜ぶおもちゃを
取り揃えている店舗もあります。
一般景品も、基本的には
等価交換とされています。
ただ、この場合の「等価」は、
いわゆる、希望小売価格に対してです。
500mlのペットジュースは、
だいたい160円が希望小売価格なので、
パチスロのメダルでは、
8枚での交換が多いです。
ですが、スーパーや、
ディスカウントストアに行くと、
同じ商品が、160円より
安く売っている方が普通です。
ジュースに限らず、パチスロ店で
用意されている一般景品は、
すべて、希望小売価格での交換
になってしまうので、
スーパーなどで買うよりも、
割高になってしまいます。
割高でも良いから、
この商品が欲しかったとか、
余りメダルだから気にしない
といった場合は、良いのですが、
パチスロ店で、
一般景品に交換するのは
もったいないのです。
できるだけ、特殊景品にするか、
スーパーや、ディスカウントストアと
同じ価格の景品と交換しましょう。
特殊景品に
交換しきれない余りメダルは、
無理に、ジュースや
お菓子などに交換せず、
会員カードを作って
貯メダルをした方が、はるかに得です。
非等価交換はぼったくり?
店舗によって違うメダルの交換率。
時に、ぼったくりかと
思われる店舗も、存在します。
某店舗で、ジャグラーを
実践した方の実話ですが、
ビッグボーナスを引いて、
約300枚のメダルを獲得。
そのまま精算して、
中景品を4つもらったそうです。
この時点で、だいたいの人は、
中景品は、1つ1,500円で、
6,000円と交換してもらえるんだろうな
と、考えているでしょう。
ですが、その店舗では、
4,000円に交換されたとの事。
交換率を公表していないとはいえ、
他店とのギャップに、驚きますよね。
このように、メダルの交換率は
店舗によって、大きく異なるので、
はじめての店舗で実践する際は、
注意が必要です。
また、景品交換所には、
景品毎の金額が書いてありますし、
「その時のレートによって
交換価格が変動します」
という、ただし書きもあるので、
いつもと違う低価格での交換であっても、
受け入れるしかないのです。
等価交換の店舗で実践するべし!
300枚で4,000円の交換というのは
ちょっと極端な話ですが、
1,000円で47枚のメダルを購入して、
精算は55枚で1,000円といった、
微妙な金額での非等価交換の店舗は
かなりの数が存在します。
一方、消費税等の理由で、
購入の時の枚数こそ変わりませんが、
きちんと50枚で1,000円に
交換してくれる店舗もあります。
非等価交換でも、
高設定の台を多く用意している等、
実践に大きく有利となる事が
あれば良いのですが、無いのであれば、
できるだけ等価交換に近い
店舗で実践した方が、
長い目で見た時にも良いです。
自分の生活圏内で、
いくつかの店舗で実践してみて、
高設定を入れている、
等価交換の店舗を、
行きつけの店舗にして、
継続して実践していきましょう。
まとめ
このような形は、ここ数年の話です。
今後、消費税増税の際には、
さらにきつい状態になることも
充分に、考えられます。
つまり、損した状態から
始めないといけないなど。
本来の等価交換は、消えつつあります。
今後は、今まで以上に、
うまく立ち回らないと、
勝てなくなるという事です。