店によっては、
毎週のようにある新台入替。
人気があり過ぎて、
なかなか、実践出来なかった機種が、
増台されて、
実践できるのも良いですし、
リリースされたばかりの機種を
誰よりも早く実践できるのは、
パチスロ好きにとっては、格別です。
ですが、新台を打てるのと、
勝てるかどうかは、全くの別問題。
「新台は出す」と言われているが、
それは、本当なのか？
詳しく、解説します。
「新台は出る」という印象を付けたい店
新台を、導入したものの、
出玉が少ないせいで、
実践者がいなくなってしまうのは、
店側にとって、大問題です。
新台は、機種によっては、
50万円以上するものもありますから、
少なくとも、入れ替え代金くらいは、
回収できないと、
店にとって死活問題だからです。
そのため、店側としては、
「この新台は出る！」という
印象を持たせるためにも、
導入後、間もなくは、
高めの設定を使う傾向があります。
ただ、本当に、高設定を使っているかは、
あくまでも推測の域ですので、
こればかりは、
実践して、確認する必要があります。
「新台狙い」をするスロプロ対策
一方で、スロプロと呼ばれる、
パチスロで生計を立てている人たちは、
実際に、実践をしたり、
仲間内で、情報を共有したりして、
新台入替で、どの店が、
高設定を使うのかを分かっています。
スロプロの中には、新台入替で、
高設定を入れる店に目をつけておいて、
新台ばかりを実践する「新台狙い」もいます。
そうすると、一般のお客さんは、
せっかくの新台が導入されても、
スロプロたちが台を占拠して、
実践できないため、
新台を求めて、
他の店に行ってしまう事もあり得ます。
こうした、新台狙いのスロプロ対策で、
初日は、あえて低設定にしていたりする
という、お店もあるようです。
ただ、そのような場合、
そうした気配を、いち早く察知して、
初日の実践を避けるでしょう。
「新台が空いてる！」と、
喜んで、実践する一般のお客さんたち。
低設定にしてあるため、
なかなか出玉が増えず、つまらなくなって、
最後は、お店から離れてしまう。
高設定を使えば、スロプロの餌食で、
低設定にすれば、一般客に喜ばれない。
これでは、新台を導入するメリットが
少なくなってしまいます。
新台実践は「テスト」と割りきる
店側が「この新台は出る」という
印象をつけたくても、
スロプロの介入があれば、
なかなか高設定を使えないものです。
かといって、低設定にしてしまえば、
店に対する期待は損なわれ、
思惑とは、真逆な結果になる事も。
非常に悩ましいところです。
実践する側としては、
新台は、データの蓄積がなく、
大当たりの波や、
設定の据え置き等を予測できないので、
よほど、話題の機種でない限りは、
しばらく様子見が良いかもしれません。
もし、実践するとしても、
「高設定にしているかも・・・」と、
根拠のない期待をせず、
純粋にゲームを楽しむくらいの余裕と、
「勝てたらラッキー」という
楽観的な感じで、望むと良いでしょう。
