昔の、パチンコ、パチスロ店では、
軍艦マーチなどが、
頻繁にかかっていました。
そのBGMに乗せて、
ジャンジャンバリバリ
ジャンジャンバリバリ〜
と、店員さんが、アナウンスする姿も。
何も気にせず、
その言葉を聞く人も多いのですが、
よくよく考えてみると、
それって、どういう意味なの？
と、思ってしまいます。
ジャンジャン出す、
バリバリ頑張る、
そういうニュアンスで
捉えている人も多いでしょう。
ジャンジャンバリバリの意味は？
なぜ、今それが聞けなくなったのか？
この点について、まとめました。
元々はパチンコで使われていた言葉
軍艦マーチや、
ジャンジャンバリバリの語源は
パチンコが関係しています。
実際のところ、どのお店が、
使い始めたかというのは、定かではない。
ただ、同時多発的に、軍艦マーチや、
ジャンジャンバリバリの言葉が、
出てきた可能性が高いです。
ジャンジャンバリバリの
ジャンジャンは、
普段から使う意味合いで、
ジャンジャン出してくださいというもの。
問題は、バリバリですが、
パチンコ玉を入れていた
容器に大きな関係が。
当時は、金物製のバケツの中に、
玉を入れて、それを積み重ねていました。
これを積み重ねる際に、
”バリバリ”という音が出ていたんだとか。
バケツを積み上げるほど、
出しちゃってください
という意味が含まれています。
バリバリと、バケツを積み重ねる勢いで、
ジャンジャン出してください、
そういう意味が含まれています。
今は、ジャンジャンバリバリとアナウンスできない
リズミカルに、ジャンジャンバリバリ、
ジャンジャンバリバリと言えていた、
昭和、平成初期の、パチンコ、パチスロ店。
ところが、
令和の時代に突入した今、
これらの言葉は、
使えないようになっています。
射幸心を煽る行為が禁止されており、
マイクパフォーマンスができないためです。
どんどん出してくださいと、煽るために、
ジャンジャンバリバリという言葉があるので、
この言葉を言ってしまうと、
射幸心を煽る行為になってしまうのです。
ですので、現在は、
「ジャンジャンバリバリ」
と、アナウンスすることはできません。
昔の時代を知る人にとっては、
ちょっと残念なことかもしれません。
しかし、若い世代からすれば、
むしろ、好都合なことも多いです。
店内のマイクパフォーマンスを
うるさいと感じていた人も多く、
無い方がマシ、という声も多かったのです。
時代によって、感じ方も
大きく変わっているようです。
ジャンバリは、別のところで
ジャンジャンバリバリ
という言葉は、別の形で使われています。
パチンコ、パチスロ動画を
製作するジャンバリTVもその1つでしょう。
パチンコ、パチスロのライターや
独自で採用した演者が登場し、
その魅力を伝えています。
ジャンジャンバリバリの
意味を知らなくても、
ジャンバリTVは知っている
という人も多いでしょう。
マイクパフォーマンスで
使われなくても、言葉としては
今も、多くの人に知られています。
時代は変わり、
パチンコ、パチスロを
取り巻く環境も変わってきました。
その中で、言葉に関しても、
時代の移り変わりを感じさせます。
