パチスロ台には、
いろいろな機種がありますが、
大きなくくりで言うと、
・Aタイプ
・AT(ART)タイプ
この2種類に分類できます。
この記事では、その違いや、
大まかな特徴について解説します。
昔は、Bタイプ、Cタイプもあった
ATや、ARTが無く、ボーナス出玉だけで、
獲得枚数を増やしていくタイプの機種を
Aタイプと呼びますが、
そもそも、Aタイプって何のA?
と、思われる方も多いようです。
実は、何かの頭文字のAではなく、
この場合は、パチスロ台を、
区分する際につけられたものです。
4号機が導入される際、
Aタイプだけでなく、
Bタイプ、Cタイプもありました。
JAC-INと呼ばれるボーナスを
3回行えるのが、Aタイプ。
Bタイプは、2回まで、
Cタイプはシングルボーナスを
集中させるため、
JAC-INがありませんでした。
JAC-IN(ジャックイン)については、下記の記事もご覧ください
このCタイプが、今で言う
AT(ART)機のようなものです。
5号機になると、これらが撤廃され、
便宜上、ボーナスのみの台を
Aタイプと呼ぶようになりました。
ちなみに、このJAC-INは、
30ゲームある小役ゲームの中で、
リプレイを揃えると突入します。
そのため、
小役をできるだけ取り切って、
JAC-INに入れることが求められました。
その際に、登場した技が、
リプレイはずしです。
これによって、1回のボーナスで、
500枚以上が獲得でき、
最大711枚までゲットできました。
Aタイプ
Aタイプは、ボーナス出玉のみで
獲得枚数を増やしていくものですが、
ビッグボーナス(以下BB)と、
レギュラーボーナス(以下RB)、
この2種類の当たりがあるものが多いです。
ジャグラーなどが、これに該当します。
ジャグラーについては、下記の記事もご覧ください
AT(ART)タイプ
大量獲得機、爆裂機などという
言い方も存在します。
Aタイプ同様に、
ボーナスで、獲得枚数を増やしつつ、
AT(ART)と呼ばれる
特殊なゲームが用意されており、
そこでも、獲得枚数が増えるものです。
一般的に、
Aタイプと言われる機種は、
シンプルな作りのものが多いため、
年配の方や、勝ちにこだわるプロに
好まれる傾向があります。
逆に、AT(ART)タイプの機種は、
数千枚の出玉が獲得できる可能性もあり、
若い人を中心に人気です。
A+RTタイプもある
ATや、ARTほどではないものの、
出玉を減らさずに、
ボーナスが狙えるRTタイプもあります。
ビッグボーナスが終わり、
一定ゲーム数、
リプレイが揃いやすくなるモードです。
新世紀エヴァンゲリオンシリーズなどで
多く導入されていることでもおなじみです。
基本的に、リプレイばかりが揃うので、
メダル自体は、ほとんど増えません。
1ゲームあたり、
0.5枚にいくかいかないかなので、
ここで出玉を増やすのは大変です。
A+RTタイプというのは、あくまでも、
ボーナス出玉がメインとなっています。
RTのモードに入ったところで、
ボーナスを引き続ければ、
爆発力も期待できるという仕様。
以前は、天井RTと呼ばれる、
ボーナス当選まで、
リプレイが揃いやすくなるモードが
搭載された台もありました。
少し前に、人気があったのは、
『ダンジョンに出会いを求めるのは
間違っているだろうか』
という機種です。
ジャグラーでおなじみの、
北電子が作った機種で、
作りが凝っていました。
北電子では、
A+RTタイプの台を数多く出しており、
ジャグラー以外にも
人気機種を送り込んでいます。
AタイプとAT(ART)タイプどっちが良いの?
AT(ART)タイプの機種でも
設定推測は、可能なわけですが、
Aタイプと言われる機種と比べ、
内部仕様が複雑なため、
多くの知識が必要です。
シンプルなゲーム性が好きな人や、
少額でも勝ちたい人は、
Aタイプの機種が向いており、
派手な演出が好きな人や、
大きく勝ちたい人は、
AT(ART)タイプの機種が、
向いていると言えます。
店舗によっても選ぶべきタイプが変わる?
Aタイプ、AT(ART)タイプ、
どちらが良いのか?
それは、店舗によっても、
大きく変わる部分です。
例えば、ジャグラーは、
老若男女から愛される台
として有名です。
根強いファンも多いです。
その一方、
ジャグラー設定1の機械割は低く、
勝つ事は難しいです。
それでも、大負けしにくい
というイメージが浸透しているのは、
店舗側が設定を入れているためです。
Aタイプで、回収できる金額は、
たかが知れており、
設定1にしたところで、
その利益は、微々たるものです。
それならば、設定4とか、5も使って、
長時間、楽しんでもらおう
という配慮も見られます。
ところが、どこの店舗でも、
そのような考え方ではありません。
稼動が少ないお店では、
そんな余裕も無いので、
全台設定1なんてところも。
もし、Aタイプを狙うのであれば、
多くのお客さんが賑わう店舗で、
実践するのが良いでしょう。
この店舗では、Aタイプ、
あの店舗は、AT(ART)タイプ
というように使い分けるのもアリです。