パチンコ、パチスロ用語に、
『打ち止め』というものがあります。
最近では、
ほぼ、聞かなくなった言葉ですが、
いったいどういう意味なのか?
詳しく、解説します。
そもそも、打ち止めって何?
打ち止めは、
元々、パチンコで登場した言葉であり、
一定の玉が出たらもう打てない
という意味です。
昔は、羽根モノと言われる
パチンコ台が多く、釘の調整次第で、
簡単に稼ぐことができました。
パチスロに例えるなら、
設定6の台をたくさん用意するようなもの。
これでは、店舗側の利益が出ないので、
一定の出玉が出たら強制終了させられたのです。
この状態にさせることを打ち止めと言い、
ある種のステータスでもありました。
どれだけの台数を打ち止めにさせたか、
それが、玄人の中で語られていた時代でした。
実はパチスロにも打ち止めがあった
パチンコと違って、
羽根モノのようなものが無いパチスロですが、
実は、打ち止めは、存在していました。
パチスロが生まれた初期の、
1980年代前後、その仕様は、
今と、全く異なるものでした。
メダルの吸い込みが、
一定の枚数に達したらそれをすべて
出してしまうというものです。
何も設定しなければ、
パチスロ台の中にあるメダルが、
すべて吐き出されてしまいます。
これでは、商売にならないので、
一定の枚数が払い出された時点で
打ち止めにしていました。
現在、打ち止めを活用した機種は、
存在しない状況になっていますが、
決められた枚数に到達し、
ボーナスが終わった段階で
打ち止めになり、
台移動を余儀なくされた時代があったのです。
6号機は、ある種の打ち止め仕様
今のパチスロにおいて、
打ち止めは、存在しませんが、
6号機が打ち止めのような仕様です。
有利区間というものがあるので、
1,500ゲームを回すか、
2,400枚が出た時点で、
そのモードは、強制終了し、
通常時に戻ります。
一撃2,400枚が出た時点で
打ち止めにされるような形です。
ある意味、現代の打ち止め台であり、
継続して打ち続けることは出来ますが、
その台を捨てたとしても問題は少ないです。
明らかに、設定6の挙動であれば、
そのまま打ち続けるのもいいですが、
設定が低そうな場合、
有利区間が終わった段階で、
すぐにヤメても良いわけです。
正確には、5.9号機で、
すでに、こうしたものはありましたが、
緩やかに増やすことしかできませんでした。
少し前には、
純増8枚の6号機の台も出ており、
4号機の爆裂機のような
出玉の速さも魅力的です。
打ち止めにすると、
もっと打ちたい欲よりも、
打ち止めにしてやったぞ
という快感がたまりません。
6号機の場合には、
一撃2,400枚を出して
通常時に戻ることが、
ある種の快感でもあります。
一撃万枚は、不可能ですが、
1時間足らずで、打ち止めを、
経験できるような6号機は、
魅力的とも言えますね。