パチスロには、
テーブルと呼ばれるものがあります。
簡単に言うと、
台の挙動を左右する状態のことで、
内部的に、良いテーブルが選択されていれば、
メダルの獲得枚数に期待ができます。
逆に、内部的に、悪いテーブルが選択されていると、
苦戦する事が必至のため、
今の滞在テーブルがどうなのかを
いかに見抜くかが、ポイントになります。
なお、すべての機種に、
テーブルがあるわけではありません。
今回は、テーブルについて解説します。
最初から運命が決まっている?
初代G1優駿倶楽部という機種を例に、
テーブルを、もう少し分かりやすく説明します。
この機種は、ARTに突入する際に、
11種類のテーブルから、1つが選ばれ、
テーブルによって継続率が違うという仕様でした。
例えば、大器晩成という
テーブルが選択されていた場合、
最初の1セット目は継続率1%で、
そこをクリアすれば、
その後の継続率は100%というもの。
超早熟というテーブルが選択されていれば、
最初の1セット目の継続率は100%ながら、
2セット目以降は、段々と下がり、
5セット目以降は、10%の継続率になる。
普通のテーブルなら、常に、継続率50%なので、
上記のテーブルと比べると、
挙動が全く異なることが分かります。
また、初代G1優駿倶楽部では、
演出に登場する馬によって、
特定のセット数だけ、
継続率がアップするケースもありました。
このような、
テーブルの特徴を知っておくことで、
どこが勝負どころなのかが、
分かるようになります。
また、選択されているテーブルが何なのかによって、
大量出玉が期待できるか、
そうでないかも、明らかになります。
テーブルを知ることは、
とても大きな意味があるのです。
テーブルが重要な代表的な2つの機種
テーブルの重要性が、
非常に高い台が、2機種存在していました。
すでに撤去された、バジリスク絆がその1つ。
バジリスク絆は、
AからZまでのテーブルがあり、
何回のバジリスクチャンスで、
バジリスクタイムに入れられるかで
判別が可能になります。
モードAというテーブルだと、
チャンス目を引いても、
0.1%程度の当選確率なのに、
モードDというテーブルだと、
当選確率が25%に上がります。
テーブルによっては、
バジリスクチャンスの
スルー天井の回数が変化し、
1回で天井になるケースも。
天井については、下記の記事もご覧ください
いま、滞在テーブルは何で、
次のバジリスクタイムまでに、
どこのテーブルへ移行したのか、
これが、非常に重要だったのです。
もう1つ、テーブルが重要だったのが、
モンキーターンという機種です。
モンキーターン2を例に出すと、
テーブルは、全部で14種類。
平均連チャンが、
1連程度のものもあれば、
2連、4連、完走確定のものまで様々。
テーブルの選択率は、
設定によって異なり、
設定が奇数の場合、
一切選択されないテーブルもありました。
V揃いを引けば、継続確定のため、
継続率が10%しかないところで、
いかに引けるかが重要でした。
特定のテーブルでしか、
出ない演出もありました。
パチスロを、
このようにして楽しむ事ができたのも
テーブルがあったからこそです。
テーブルを完全に見極めるのは難しい
バジリスクチャンスを、
何回スルーするかで判別する機種だと、
最初の1回だけでは判別不可能です。
モンキーターンもそうですが、
完走確定演出などがでない限り、
テーブルの判別は難しかった。
そのため、演出などを見た上で、
推測することになります。
また、テーブルがダメでも、
確定役や、中段チェリーなど、
レア役を引けば、好転するケースもあります。
レア役については、下記の記事もご覧ください