精算機で残額を精算し忘れたらどうなる?

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本題に入る前に、興味深い動画を

パチスロを実践する場合、
台の横に設置されているサンドに、

お金を投入して、
メダルを借りる形になりますが、

1万円札を投入して、
1,000円で当たった場合など

カードに残高が
残っているケースがあります。

カチモリ

サンドについては、下記の記事もご覧ください

このカードの清算は、
基本的に、当日限りなのですが、

もし、清算し忘れた場合
どうなるのか、ご存知でしょうか?

詳しく、解説します。

目次

ICカードの仕組み

ほとんどのパチンコ、パチスロ店では、
ICカードにお金を入れられる仕様になっており、

そのICカードを使って、
実践する形が、一般的です。

サンドに、1万円を入れて、
最初の1,000円で当たれば最高ですが、

そのような場合、
そのICカードの中には、
まだ、9,000円が残っています

残高のある、ICカードを財布に入れ、
獲得メダルを、特殊景品に交換し、

特殊景品を、現金に交換、
家に帰る途中や、帰宅後になって、

「しまった! ICカードの精算を忘れた!」

そのようなケースの場合、
どうなってしまうのか?

カチモリ

DDT打法、KKK打法については、下記の記事もご覧ください

お金としては戻ってこないことがほとんど

9,000円が入ったままのICカードを
うっかり、持ち帰ってしまい、
翌日、気が付いたケース

この場合、翌日、店舗に行ったら
どのような対応をしてもらえるのか?

結論から言えば、
現金として、9,000円を戻してもらう事は
不可能な場合が多いです。

ICカードには、
精算が本日限りであることを示す文言が
しっかりと入っています

そのため、精算機に入れれば、
翌日でも、9,000円が戻ってくる
というわけではありません。

ただ、これだと店側に、
9,000円を取られた形になり、
実践者の心象としても最悪です。

ですので、多くの店舗では、
現金には戻せないけど、
翌日であっても、そのICカードを使って、
メダルは貸し出せるという形をとっています。

9,000円分のメダルは、
貸し出してもらえるので、
それで、再度、実践することが可能です。

完全等価交換の店舗なら、
全部メダルにして、特殊景品に交換すれば、
結果的に、損しないと言えます。

カチモリ

等価交換については、下記の記事もご覧ください

なお、非等価の店舗であっても、
だいたい1割程度、損をするだけで、

8,000円程度は、
戻ってくると言えます。

注意したいのは、
メダルを貸し出してくれるのは、
入金してから2週間まで
と、期限が決まっている事です。

それを過ぎてしまえば、
それすらも、出来なくなります。

なぜ、期限があるのか?

店舗側としても、
その日の売り上げが、いくらだったのか?
毎日、集計する必要があります。

例えば、
100万円の売り上げがあったとして、

翌日、清算を忘れたお客さんに、
9,000円を払い戻した場合、

100万円の売り上げだったものを、
99万1,000円の売り上げだったと、
修正しなくてはなりません

そのようなお客さんが、
多ければ、多いほど、
無駄な経理処理が発生してしまうため、

ICカードの清算は当日限り
としているのです。

なので『システム的な問題』ではなく、
『店側の都合』なのですが、

もし、あなたが経営者側であっても、
きっと、そうするはずです。

メダルのデータが含まれていると清算を忘れやすい?

パチンコでは、
以前からあった仕組みですが、

パチスロでも、各台のサンドに、
メダル計数機が付いたものが多くなりました。

こうなると、ICカードには、
現金と、メダルのデータが入った状態です。

ICカードに残っているお金を精算する際、
精算機から警告音が出て、ICカードの中に
メダルのデータがある事を教えてくれます。

ところが、
ICカードに残っているお金を精算する前に、

店舗内の景品カウンターで、
獲得メダルを、特殊景品などに交換した場合、

景品カウンターのシステムが古い店舗では、
未精算の残金がある事を、
店舗スタッフが教えてくれず(気づかず)

お金が残ったままのICカードを、
店舗スタッフが、そのまま回収してしまうといった、
人的ミスが発生する場合もあります。

景品カウンターのスタッフが、
すぐに気づけば、追いかけて来てくれて、

ICカードを渡してくれる場合もありますが、
しばらく時間が経過してから気づいた場合

どのお客さんのICカードなのか分からず、
いろいろと、面倒なことになります。

店舗スタッフは、常連客でない限り、
お客さんの顔を覚えていないでしょう

似たような人に、ICカードを渡してしまって、
実は違ったとなれば、大問題です。

こういった事にならないよう、
獲得メダルを、特殊景品に交換する前に、

ICカード内の残高の精算を
済ませておきたいところです。

なお、ICカードの保管は、
下記のようなカードケースが便利です。

店舗によって判断が分かれる?

ICカード内の残高が未精算だった場合、
翌日以降、現金への精算が、
出来ない店舗がほとんどです

しかし、このあたりの判断は、
店舗によって、大きく分かれます。

多少、時間はかかるものの、
現金への精算を行ってくれる店舗や、

残高分のメダルを
渡してくれる店舗もあります。

万が一、エラーになったとしても、
データ自体は消えていないので、
事情を説明すれば大丈夫でしょう。

無駄な経理処理が発生するために、
当日限りの精算しかできない
と、周知していますが、

物理的、現実的には、
翌日以降でも、精算は可能です。

ただ、翌日以降でも、精算できると、
大々的に知られてしまうと、

ルーズなお客さんが、
たくさん出てきてしまいます。

そうなると、毎回、面倒な操作をして、
精算をすることになるため、
清算は当日限りと周知しているのです。

同じ種類のICカードなら、他店でも利用できる?

ICカードのシステムは、
その店のオリジナルシステムではなく

複数あるメーカーから、
予算などを考慮して選んでいます。

なので、よく行く複数の店舗で、
同じメーカーのICカードを使っている

というケースも多いでしょう。

また、系列の店舗であれば、
たいてい、同じICカードが使われています。

もし、精算を忘れたとしても、
同じ種類のICカードなら、
別の店舗でも使えるのではないか?
と、考える人も居るようですが、

同じ種類のICカードであっても、
それぞれ別のシステムの中で用いられており、
別の店舗では使えません

「会社が同じなんだから、
系列店で使おうが同じじゃないか」

と、怒る人も居るようですが、
同じ系列店であっても、

売上の経理処理は、当然、別なので、
該当店舗でのみ使用できるのです。

損をするとしても非等価のレートくらい

誰にも迷惑をかけず、
スムーズに、残高の精算をしたいなら、
メダルへの交換が無難です。

非等価の店舗であれば、多少、損をしますが
丸々お金が返ってこない事を考えれば、
しょうがないと納得できる程度の損失です。

当日の精算にこだわり、
タクシーなどを使って、店舗に駆けつけるのではなく、

翌日、一旦、メダルへ交換をして、
精算した方が、安くすむ
場合も考えられます。

落ち着いて、解決策を練ることが重要です。

これも何かの縁と考えよう

店舗に文句を言って、
何が何でも精算したいという気持ちも、
分からなくはないですが、

こうなったのも何かの縁だと思って、
実践してみるのも1つの手です。

こういう時に、意外と当たることも多く、
災い転じて福となす
ということわざを体感できる事もあります。

店舗によっては、交渉次第で、
払い戻ししてくれるケースもあるようですが、

こちらも行政の指導があれば、
今後、このルールはいくらでも変わります。

店舗と、モメるくらいなら、
自分が清算をするのを忘れたのが
いけなかったと納得して、

そのICカードの残高で、
また、当たりを引くように、
気持ちを入れ替えましょう。

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